PEOPLE

Hono Ueharaリデアカンパニー執行役員 ウィメンズエグゼクティブスーパーバイザー

植原 ほの

TITLESimon Alcantara "Aqualuna Collection"

2017.05.18

待ちに待った、昨年に続き、今年2度目のSimon Alcantara春のトランクショーが昨日から始まりました。

水と月にインスパイアされたコレクションは、来日直前まで、ヴェールに包まれていました。

サイモンの場合、コレクションクを作りはじめたら、一瞬にしてできてしまうそうなのですが、

取り掛かるまでの、確信に至るまで、十分な時間をかけます。

わたしも、サンプルが届くまでは、Aqua / Lunaのコンセプトした聞かされていませんでした。

さて、そのコレクションですが、全く、これまでに見たことがないような作品の数々。

サイモンらしく、シンプルで、研ぎ澄まされ、都会的でジェンダーレス。

波紋のように、続く、シンボリックなジオメトリックなジュエリーの連続。

素材は軽く、繊細なのに、驚くような存在感は、サイモンアルカンタラならでは。

身につけた時の驚きは、自然なのに、力強く印象的。

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ぜひ、なかなかフルコレクションはご覧いただけませんので、素敵な体験をしに、お出かけください。

18日(木)から20日(土)の3日間は六本木ミッドタウン Jewels of Strasburgoにて、開催しています。

21日(日)は、STRASBURGO銀座店でご覧いただけます。

TITLE"Lemaire"の魅力

2017.05.04

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2017Spring&Summer Collection より

クリストフ・ルメール、彼の名前が、一般に急速に広まったのは、あのユニクロとのコラボレーションからでしょうか。

ファッション業界では、1990年にクリストフ・ルメールの名前を冠した、コレクションを発表、2002年にラコステのクリエイティブデザイナーに抜擢され、スポーツブランドをファッションブランドに変容させたことで話題となりました。今では、至極当然のように、スポーツがファッション性を高め、スポーツブランドからのラブコールでコラボレーションが成立するだけでなく、デザイナー側から、スポーツにラブコールを送る時代。考えて見ると、ファッションとスポーツミックスをいち早く体現したデザイナーといえます。

そして、2006年、自身のブランド、「クリストフルメール」を再開。タイムレスで、コンフォートを感じさせるルメールのコレクションは、まさに、現代に通じる、コレクションでした。

2010年、彼の大きな転機が訪れます。スポーツ、カジュアルの世界から、メゾン・エルメスのクリエイティブディレクターへの抜擢。これは、おおきな衝撃と興味をもたらしました。

そして、彼のコレクションに、ラグジュアリーという新しい次元の美学をもたらした、と思います。

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溶けそうなほど柔らかいスエードや、自然に光沢を持つ、ファブリックのようなレザー、そして、雪のようなカシミアのホワイトなど、彼の世界に、上質の極みが加わり、そのコレクションは、うっとりするようなエスメスにふさわしい世界でした。

そして、エルメスのクリエイティブディレクターを終え、発表したコレクションは、力の抜けた、それでいて超越した生活背景に存在する、「大人の美」を感じさせるコレクション。

スクリーンショット 2017-05-04 10.47.33.pngストラスブルゴでは、クリストフ・ルメール復活の朗報を聞き、すぐに買い付けを始めました。

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1990年ごろ、私がまだ学生だったころ、都内の某セレクトショップで見つけた、クリストフ・ルメールのコレクションは、もっとベルギー的な匂いがするコレクションで、私は、ベルギーのアントワープ出身デザイナーの一人?と思っていました。

当時は、コムデギャルソンの川久保玲氏が革命的なコレクションをパリで発表し、世界は大きな衝撃を受けました。

(ちょうど、その現象は、ヴェトモンのデムナ・ヴァザリアが世界に衝撃を与えているいまに、なぜか似ているような気がします。)

そして、世界中にいる多くの若いデザイナーが、影響を受け、特に、ベルギーのアントワープ王立アカデミーが排出したアンドゥムルメステールや、ドリスヴァンノッテンなどは、その後も革命的でユニークなコレクションを展開し、歴史を大きく変えました。

いま、ルメールは、ユニクロとのコラボレーションも精力的に行い、まさに、今という時代を生きています。

様々な実験を続け、進化して行く、ルメールから目が離せません。

TITLEアーティスティックな大人の遊び ~Sally Sohn Jewelry~

2017.04.21

Sally Sohnとの出会いは、もう10年近くも前。ラスベガスで行われる、デザイナーズハイジュエリーの展示会、Coutureで。

温かみのある様々な"古代ビーズ"(古いものは、紀元前から存在し、祈祷や、装飾品として伝統的に作られてきたビーズ。地域や年代によって、様々なマテリアル、デザイン的な特徴、模様、カラーがあり、オークションにかけられるものも。)と水牛のホーンを使ったブレスレットと。それに、絶妙なユーモアのセンスを感じさせるチャームがついている、サリー・ソンのコレクション。ゴールドや、シルバーなど、メタルや石ものが多い展示会の中で、ひときわ、存在感のあるジュエリーでした。

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Sally Sohnは、プロの作曲家、そしてアメリカ人と結婚、2児の母であり、創作活動へのエナジーを抑えることができず、ある日、引き寄せられるようにジェムストーンの勉強をし、バーグドルフグッドマンに見出された、パワフルな女性。

images-5.jpeg一緒にいると、強い意志を感じ、どんなことにも進んでいく勇気を与えてくれる女性。

だから、彼女のジュエリーに込められているエネルギーも、ひときわ強く、お守りのように大事にしてくださっている顧客も多いのです。かくいう私もその一人で、彼女の古代ビーズのブレスレットをしていると、なぜか、気持ちが落ち着きます。

歴史、文化、儀式、祈り、いろいろなものが感じられるからでしょうか。

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さて、そのサリーソンが、4月21日、22日(今日、明日)とジュエルズオブストラスブルゴに、そして、4月23日(日)は銀座店に登場します。

先日、香港アートフェアで発表され、好評を博した新作、鉛筆のジュエリーを携えて。

ぜひ、彼女のパワフルでハートウォーミングな世界観をご覧になりにいらしてください。