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本日はデニム好きの方なら避けて通れないBrownDuck&Diggerのデニムをご紹介致します。岡山のデニムメーカー『ウェアハウス社』が手がけるブランドです。
ヴィンテージデニムの糸をほどいて、その成分を科学的に分析してしまうようなマニアックさを持ち合わせているのはこちらの会社くらいではないでしょうか。
まずはディテールからご紹介します。ビリケンがトレードマークです。そしてこちらのデニムのアイコン、インディゴリーフのステッチ。1900年代、メーカーを問わずインディゴで染められたデニムにはこのステッチが施されていたようです。バックストラップは当時のスタイルを再現しているようで先が鋭くなっておりますが、表まで突き抜けさせてしまうと車のシートなどを傷つけてしまう可能性がありますので、生地と生地の間に挟み込んで頂いた方が良いと思います。後ろのセンター部のベルトループはずらして取り付けられています。重ねて縫い付けられるミシンが無かった時代の名残ですね。コインポケットの形状やポケット周りのステッチも当時のディテールなのでしょうか。写真では少し分かりづらいかもしれませんが、フロントボタンの付いている箇所の生地は継ぎ目のない1枚の生地で作られています。リベットを打ち込めなかった時代に股部が裂けるのを防ぐためのディテールだそうです。
シルエットは時代の流れも何のその。我が道を行く、深い股上と太めのシルエットが特徴です。男っぽい武骨な格好良さと言いますか、トレンドに左右されない力強さが感じられます。ですので、コーディネートもその辺りをちょっと意識して頂くと上手くまとまるかと。今シーズン、国内ではストラスブルゴのみの先行販売となっております!
また、もう1型ベーシックなスタイルのテーパードシルエットもございます。
ぜひお早めにお買い求め下さい。
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奥野 弘一