munenori.jpg


ストラスブルゴをつくるひと vol.9 ウエムロ ムネノリ

The simple shirt makes a drama
When she puts on .

シンプルだけれどニュアンスが生まれる
そんなシャツを生み出したい


卓越したカッティングの技を活かしたデザインワークに定評のある「uemulo munenoli」。
この冬、ストラスブルゴとのダブルネームでシャツを発表します。
「時代に敏感で、枠にとらわれずちょっと挑戦的な女性に着て欲しい」という哲学の根底に流れるものは?




uemuro2.jpg
Uemuro Munenori
大学卒業後、ミラノのヨーロッパデザイン学院ファッションコースにて学ぶ。
ラフ シモンズの「ジル サンダー」にて経験を積んだのち、2010年に帰国。
2011年に自身のブランド「uemulo munenoli」を立ち上げる。




コンセプチュアルなコレクションが注目されている「uemulo munenoli」。
造形的でジオメトリックなデザインは知的でストイックな印象。

munenori4.jpg

<デザイナーであるウエムロさんはどんな経歴をお伺いしました。>

「20代の半ばからイタリアで過ごしました。フィレンツェではファッションに限らず、プロダクトデザインやインテリアなどからさまざまな刺激を受けましたね。最終的にはファッションを学びましたが、プロダクトデザインを専攻するか迷ったほど。」

<ラフ シモンズが手がけるジル サンダーにてウィメンズデザインの経験を積み、その後自身のブランドを立ち上げる際、シャツに特化したブランドにしようと思った理由は?>

「コットン素材を使ったシャツというスタイルが自分の表現したいものを一番表現しやすかったんです。綿という素材を使い白の無垢なものでかたちをつくっていきながら、襟やカフスといった伝統的なシャツの要素をプラスしていくことに興味がありました。」

その後、TOKYO新人デザイナーファッション大賞を受賞し、さらに同コンクールにて「オープニングセレモニー賞」を受賞。
セレクトショップ「オープニングセレモニー」創設者の1人であり、現在は「KENZO」のクリエイティブディレクターを務めるウンベルト・レオン氏から高い評価を受けたそう。

今回、ストラスブルゴとのダブルネームとして発表されたのも、ウエムロさんが得意とするシャツ。

uemuro5.jpg

<コラボレーションに際し、どんなことを意識したのでしょうか?>

「何よりもラグジュアリーなディテールです。素材はコットン100%でも撚(よ)り数の多い強撚(きょうねん)糸を使って肉厚に。11月からの展開なので、コートの下に着てもいいし、一枚で着られるようにも仕上げました。ボタンもバッグなどに使われるギボシボタンを使ったり、前立ても比翼仕立てにして、肌に触れた時に心地良いことを意識しました。また、カフスの部分にさりげなく入れている刺繍は自家の家紋である"鷹の羽"からデザインしています。」

サイドや袖のスリットなど、どこかに遊びのある肌見えも特徴的。

「動いた時や後ろ姿にニュアンスが出せるのがシャツの魅力だと思います。奇抜なデザインというより落ち着いた中に何かを覗かせる、感じさせるというモノ作りがブランドの個性だと思います」

munenori6.jpg

<現在シャツはトレンド アイテムの一つとなっていますが、ウエムロさん自身の2017年の春夏コレクションはどんな傾向なのでしょうか?>

現在シャツはトレンド アイテムの一つとなっていますが、ウエムロさん自身の2017年の春夏コレクションはどんな傾向なのでしょうか。
「アイテムとしては、シャツがメインで6型。テーマカラーはブルーを使い、白、ベージュ、カーキの他に、赤っぽい色や少しエキセントリックなカラーも差し色として使ったりしています。形としてはここ数シーズンつくっているドルマンスリーブや、コクーンシルエットなどオーバーボリューム。風を意識したというと大げさかもしれませんが、風を包んだようなボリュームがイメージです。スリットで流れるような雰囲気を作ったり、前身頃と後ろ身頃の丈が違ったりするような遊びもありますね。デザイナーとしては、着る方にどれだけ楽しんでいただけるかということを考えています。」

アートや建築、工業デザインにも惹かれるというウエムロさんへ好きなアーティストを伺うと、ダイナミックな作品で知られるEllsworth・Kelly(エルズワース・ケリー)という名前が挙がりました。

munenori6.jpg

「パネルアートで知られる彼の色使いや、独特な赤の色が好きなんです。そのインパクトの強さは、自分の発想のエキスとして取り入れています。」

パリで行った展示会では、前から見るとシャツなのに大胆にスリットが入っていたり実はドレスだったりと、トリッキーなデザインが好評だったというウエムロさん。シャツというカテゴリーの中で、モダンな新しいジャンルに挑戦していきたいという彼の作品に今後も目が離せません。




uemulo munenoliとストラスブルゴのダブルネームシャツ一覧はこちら。
cartbutton.jpg

是非、ご覧ください。

CONTACT US