Hernoの良さが最大限に活かされたダウンコート

気温もグッと下がり、東京も薄手のアウターでは心もとなくなって参りました。
今の時期、快適でおしゃれなダウンコートをお探しの方も多いのではないでしょうか。


「そもそもダウンって何を基準に選べばいいの?」
「価格帯が同じならどこのブランドのダウンも同じ?」
「機能で選びたいけどスポーティー過ぎないデザインはないの?」


丈の長さや色など、「なんとなく、こうだったらいいなぁ...」という希望はあっても、
ブランドの指定や明確なデザインのイメージはなかなか浮かばないものですよね。

本日は、そんなダウンコート探しの目安になればと思い、当店に入荷しているダウンコートのポイントを、より詳しく写真で解説したいと思います。




まずは、世界的に愛されるイタリアブランドHernoから、
ウィメンズレコメンドスタイルブログでもご紹介しておりますLaminar(ラミナ―)のダウンコートの、コーディネートを紹介致します。
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【商品ページ】HERNO Hooded Down Jacket
ダウンの縫い目が外側に見えないので、すっきりとした雰囲気が特徴です。
一見スポーティーなこちら、コーディネートでガラリと表情を変えます。
どうぞご覧ください!






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まずは同系統のベージュ系でまとめてみました。

ダウン自体のデザインに黒いラインが効果的に使われておりますので、それがスパイスとなり、全体を同じような色合いで合わせてもぼんやりとぼやけた印象になる心配がありません。




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さらに小物で色や柄をプラスしても、ダウンコートのシンプルで無駄のない存在感が見事に調和して引き算のバランスを取ってくれます。




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ダウンコート Herno ¥148,000-
ニット Christophe Lemair ¥47,000-
スカート John Patrick Organic ¥67,000-
タートルネック カットソー Aliquam ¥12,000-
ネックレス Fiona Paxton ¥48,000-
スカーフ Pierre-Louis Mascia ¥32,000-
バック Zanellato ¥68,000-
シューズ Church's ¥73,000-
(表記はすべて税抜価格)










次は、より明るさを生かした、きれいめのコーディネートです。
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襟の黒いフードを外し、同系色のファーストールを羽織ってみました。
ちゃんと温かいのに、キチンときれいめにまとまってくれる絶妙な明度のベージュカラーで、白いニットが美しく映えます。
ダウンにデザインされている裏地やジッパーの黒に合わせて、小物も黒で統一しました。




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ファーストールは一枚あるとシャツやニットの上に巻いて、素材感の違いや温かそうな雰囲気を楽しめるので、特にお勧めのアイテムです。
今期はダーク系やベージュトーン、優しいピンク系など、色合いのバリエーションが揃って入荷しています。
ご自身のお肌の色合いを明るく綺麗に見せてくれて、色々なコーディネートに活躍する運命のパートナーを、是非手に入れて頂きたいです。




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ダウンコート Herno ¥148,000-
ニット MRZ Marziali ¥95,000- 
パンツ Incotex ¥32,000-
ネックレス Rackets ¥53,000-
ファーストール Gushlow&Cole ¥46,000-
バック Delvaux ¥370,000-
パンプス Gianvito Rossi ¥62,000-
(表記はすべて税抜価格)






お気づきになりましたでしょうか。
袖口に顔を出している黒い部分は、元々ダウンに縫い付けられている、風防の為のリブ袖です。
機能性だけでなく、着こなしに映えるポイントとしても存在感を放っていて、とてもおしゃれですね!
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こんな風に袖に取り付けられていて、冷たい風が侵入するのを防いでくれます。








ちなみにこちらのダウンコートは、他にブラックもございます。
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フードまですべて統一された漆黒です。




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シックな服装とももちろん相性抜群ですが、今回はあえて華やかなカジュアルを合わせてみました。
キラキラのシークインマテリアルやビビットな色を着ても、ダウンのマットブラックがしっとりと大人のカジュアルにまとめてくれます。



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ダウンコート Herno ¥148,000-
ニット Markus Lupfer ¥53,000-
パンツ Massimo Alba ¥41,000-
シャツ Trovata ¥27,000-
ストールマフラー Destin ¥29,000-
バックに付けたスカーフ Massimo Piombo ¥13,000-
バック Loeffler Randall ¥61,000-
シューズ Loeffler Randall ¥43,000-
(表記はすべて税抜価格)







いかがでしょうか。




ちょっと興味がわいてしまった方のために、このダウンが実はオシャレだけのアイテムではない事をご説明したいと思います。



こちらのダウンは「水ははじくけれど蒸れない」防水透湿性素材 ゴアテックス が採用されています。
ゴアテックスの機能については、⇒こちらの記事でも詳しくご紹介しております。


ビニールやゴムを使ったレインコートでは内側が蒸れて汗をかいてしまいますし、撥水加工がされた生地は、使用頻度により撥水機能が低下してしまいます。
折角気に入ったレインコートを買っても、素材によっては結局蒸れてしまい、着心地の悪さで着なくなってしまった。なんて、悲しいですよね。


しかしゴアテックスは、素材そのものに目には見えない微細な穴が空いており、水の粒では通れない構造なのです。
水の粒より小さい「蒸れ」(水蒸気になる前の状態)はその穴を通れるので外へ逃がしてくれる。
山岳ウェアに革命をもたらしたと言われる究極の機能性素材です!
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大切な一着とお付き合いする上では、
「高機能な上にケアしやすい」
というのも、とても大事なポイントです。


そこでこのダウン、実は...
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手洗いOK!

しかも25%含まれている「ポリテトラフルオロエチレン」というフッ素繊維のおかげで、通常の繊維よりも汚れに耐性があります。
「明るい色は汚れが目立つから...」と敢えて黒にする必要はなく、安心して明るい色を綺麗なまま楽しめますね!


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お洗濯する際は、表示の様に裏返してください。
なぜならば表地のゴアテックスが水を通さないため、効率が悪くなってしまいます。
また、裏返した方が表地を痛めづらいのでおすすめです。





ちなみにこちらのダウンは裾の内側に
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このようにメッシュがぐるりと貼られており、脱水がスムーズに!
水を通さないゴアテックス素材により、布の中に水が溜まってしまうのを防ぎます。


このメッシュもその向こうに見える裏地も黒で、内側なのにまるでオシャレの為に配されたデザインの様にすっきりと纏められており、機能性とデザインを兼ね備えた素晴らしい完成度です。
見えない部分にも妥協しない、飽くなき美学を感じます。






Laminarシリーズのデザインを担当したのは、妥協のないものづくりで注目を浴びているデザインチーム「アクロニウム」のエロルソン・ヒュー氏。
世界の名だたるアウトドアブランドの、外部デザイナーとして活躍している彼が、高機能素材を用いたデザインで絶大な評価を得ているのも納得です。





もちろんデザインの良さはこのような機能的な部分だけでなく、その手腕は立体的なパターンメイキングにも発揮されています。
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例えばこのすっきりとしたシルエット。


スポーティー過ぎない洗練された雰囲気を演出しているのは...
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このポケット位置です!


どこにポケットがあるのか、お分かりになりますでしょうか。
もう少し角度をずらしてご覧いただきましょう。




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美しい!


大きなポケットのラインが目立ちますと、それだけでカジュアルさが出てしまいます。
それを、ポケットファスナーを完全に縫い目と同一線上に配する事で、極限までシルエットを生かし、
しかも、手を入れて丁度しっくりくる高さにポケットがあるという実用性。


「神は細部に宿る」
とは正にこのことではないでしょうか。


そんな美しいポケットも、正面も、ジッパーは全て布土台からラバーコートされた止水タイプです。
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ジッパーの、さりげない「Herno」のロゴがまた上品で素晴らしいですね。
ジッパーのつまみ部分にもマットなラバーコート。
しっとりと手になじむ感触と、艶消しによって演出された上質な佇まいが何とも神秘的です。
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首の後ろにも本当に繊細な存在感で「Herno Laminar」の刻印が入っています。
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こんなところにも、
ブランド名や人気デザイナーの「名前」ではない。
物作りに対する誠実な姿勢と、妥協なき完成度の追求を感じ、胸が熱くなります。


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ご覧下さい。
機能性だけなら止水ジッパーの存在だけでも十分なのに、フードの首元を留めるスナップボタンにまでラバーコートが施されているんです!
ここがテカテカのシルバーだったら...。やはり折角の統一感が壊れてしまいます。

この過不足ないこだわりが、『シンプルなのにさりげなくオシャレ』という、
理想的な存在感を生み出しているのでしょう。

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フードといえば、こちらはファスナーで着脱できます。
何かと時間のない外出時に、ここがスナップボタンか、ファスナーかで、着脱のスムーズさが雲泥の差です。






ついクローズアップ写真ばかりになってしまいました。
フードの着脱の他にベルトも付属しており、別の着こなしを楽しんでいただけます。
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止水ファスナーのマット感が更に生きますね!








Herno(ヘルノ)社の現社長、クラウディオ・マレンツィ氏は、イタリアクラシコ協会の会長もつとめておられる方です。
イタリアの伝統に裏付けされた確かな表現力を基盤としながらも、新たに開発される現代的な新素材の機能に着目し、クラシックとテクノロジーの融合を、抜群のファッションセンスとバランス感覚で叶え続けています。


本日ご紹介しましたHerno zLaminarコレクション。
ハイテク素材を駆使し、デザインにも妥協しないこのスタイルは、まさにHernoらしさが最大限に生かされた逸品ではないでしょうか。
日々ファッションに触れ続けている私たちも、自信を持っておすすめ致します。


二子玉川店では現在、Hernoのダウンを多数取り揃えております。
是非お手に取って、その完成度をお確かめください。



皆様に、店頭にて実際にご覧頂ける瞬間を、スタッフ一同、心待ちにしております。





ストラスブルゴ二子玉川店