CLASSICAL AND MODERN STYLE OF SARTORIO
伝統と革新のナポリスタイル「サルトリオ」

イタリア語で仕立て職人やテイラーといった意味の sarto (サルト)という言葉をその名に宿すブランド、「SARTORIO(サルトリオ)」。
その一着は、着心地に影響しない直線的なパーツはマシンメイドである一方、バストから肩周り、襟付けなど、丸みがあり着心地を左右する部分には惜しみなく仕立ての技術が取り入れられています。
世界最高峰の技術力とも謳われるキートングループに属すブランドであるがゆえ、その仕立ての完成度に疑いの余地はありません。

クラシックスタイルをベースにしているため、デザイナーズブランドのようにシーズン毎にデザインが大きく変わることはありません。
しかし、シーズンを重ねる度にディテールのアップデートを重ね、数シーズン毎に新たなモデルも発表されています。
ラルディーニのように分かりやすいアイコンがあるわけではなく、また、トレンドの先端を行くスタイルというわけでもありませんが、大人の男性に相応しい落ち着きを湛え、随所にモダンなディテールが散りばめられた、玄人好みのスタイルと言えるのではないでしょうか。
現在、ストラスブルゴでは、シャープでスタイリッシュなCSモデルから、時代の流れと共に、軽量かつ柔らかなLMモデルへとシフトしています。

【 LMモデル 】

LMモデル画像

ナポリスタイルによく見られる肩のイセやラペルのステッチなどクラシカルな雰囲気を残しつつ、半毛芯を採用することにより、軽さや柔らかさといった時代的なキーワードも併せ持つのがこのモデル。

襟拡大
肩拡大

本格的なテイラードの要素を残しながらも、副資材や生産工程を少なくすることで、価格を抑えることにも成功しています。
また、副資材を少なくするということは、同時に体に馴染みやすくすることにも繋がります。デニムのように育てる楽しみがあるというところも特徴の一つと言えるのではないでしょうか。
ぜひ一度、その着心地とナポリの雰囲気を味わってみてはいかがですか。