立体裁断が生み出す造形美

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DESIGNER 研壁宣男
DESIGNER 研壁宣男

SUPPORT SURFACE(サポート サーフェス)とのおつきあいは、ストラスブルゴ ウィメンズの誕生と同時に始まり、かれこれ20年。まさに歴史を共にしてきたブランドです。
そんなサポート サーフェスが長くお客さまに愛されている理由、それは一過性の流行に左右されず、人の体を美しく心地よく包むことに長けているからではないかと思います。
実際、デザイナーである研壁宣男(すりかべのりお)氏は「袖を通すことによってその品質の良さを感じることができ、また、着る人の表情や立ち居振る舞いを、より美しく演出する衣服を作り出すこと」を大切にしていると語ります。
また、もう一つ特筆すべきは点は「立体裁断」であるということ。
出来上がった服が、その服に付いたタグを見なくてもサポート サーフェスだと分かるのは、器用に縫われた曲線と、そこから生み出される立体的で自然なドレープによって唯一無二の世界観が表現されているからではないでしょうか。

 

立体裁断 1
布を裁断し、ピンで留め、しつけ糸で仮縫いするという、手作業での工程の中で生まれる「ハプニングとの出会い」
そしていくつもの「ひらめきと決断」によって、おぼろげなイメージが徐々に明確なデザインへと昇華していく
布を裁断し、ピンで留め、しつけ糸で仮縫いするという、手作業での工程の中で生まれる「ハプニングとの出会い」
そしていくつもの「ひらめきと決断」によって、おぼろげなイメージが徐々に明確なデザインへと昇華していく

サポート サーフェスの展示会に行くと、バイヤーだけではなくスタイリストや雑誌編集者の方の姿をよく見かけます。
彼女たちのようなファッションのプロをしても、毎シーズン追加したくなるワードローブであるというゆえんは、イージーでありながらフォルムが美しく、体をのせただけでデザイナーの意図する立体感が生まれ、360度どの方向から見ても美しいいでたちが完成するというところでしょう。

 

立体裁断 2

 

ストラスブルゴでは「ここにしかないサポート サーフェス」をお届けするために、これまでも様々なコラボレーションを行ってきました。
特にそのドレープの上手さから、ワンピースや動きのあるブラウスがとても人気で、これまでも多くのアイテムを別注し、ダブルネームとして送り出してきました。
そして、2020年春夏は新たなコンセプトのもと、Super Function(スーパー ファンクション)というコラボレーションがスタートしました。
このコレクションが提案するのは、変動する気候と多様化する現代のライフスタイルに合わせ、ウォッシャブルや防シワ加工、速乾、ストレッチ、UVプロテクションなど、様々な働きを併せ持った「高機能なファッション」です。

 

tag 1
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「高機能なもの」というとどうしてもクチュール的な要素が排除された、シンプルでエターナルをうたったものが多くなりますが、このコレクションはあくまでファッションアイテムであるということを大事にしています。

ファーストシーズンである2020年春夏は、ワンピース、ブラウス、Tシャツ、パンツがデビュー。
そして秋冬には、ブルゾンとニューシルエットのパンツ、そしてワンピースが登場します。
人気のブラウスは別注を加えて4つのモデルを展開。
今シーズンもますます充実するサポート サーフェスのコレクションをお楽しみください。