CATEGORY

just in case......毎日をクリエイティブに楽しむための魔法のジュエリーがあるとしたら

大切なその日のためのアイディア集。
さまざまな人と出会い、さまざまなことを知り、さまざまな出来事を体験する毎日。

18ss_justincase_0512_top.jpg


もし、ひとは、およそ導かれる道を生きているのだとしたら、ニューヨークのジュエリーデザイナー、サイモン アルカンタラがジュエリーデザイナーになるまでの道筋は、導かれたものに違いない、と思うのです。

カリブ海と大西洋に囲まれるドミニカ共和国の両親をもち、ニューヨークで生まれ育ったサイモン アルカンタラ。プロのバレエダンサーから、ジュエリーデザイナーへの転身は、運命的。幼いころから、戯れに海岸に落ちている様々なものを拾ってきては、紐でつないで遊んでいたことから、「ハンドウィービング」に取り憑かれ、結果、誰にも教わることなく、自分で独自の、トレードマークとも言える手法でジュエリーを作ることにたどり着いた、まさに、無意識に導かれた人。

この間、そんなことを考えていたら、何かに似ているな、、と思って、頭の中をブラウズしていたら、サイモンは、もちろんデザイナーなのですが、日本の伝統工芸の職人のようなところがあるな、と。手作りのものを、もっと綺麗に、もっと綺麗に、、、と飽きることなく突き詰めて、だんだん熟練し、さらに、精緻なものを、さらに、新しい発想を、と小さな小さな限られたハンドウィービングというアイデンティティの制約の中で、技術を、そして発想を修練していくのです。ふつうなら、飽きてしまうのではないかと思う、一見単純な作業と思考の繰り返しの中に、小さくて大きな発見を見出す作業。

実は、サイモンが日本に来始めて、日本の雑誌やドラマでも使われ始めたころ、びっくりするくらいサイモンのフープに似たジュエリーをした方に出会って、伺ったら、コピーが出回りはじめていたようで、サイモンとわたしがとてもショックを受けたことがありました。当然、とても悲しくて、残念な気持ちになったことを覚えています。

ただ、しばらくして、彼は、もういいのだ、とある時言いました。

フェイクを目にするのは、もちろん悔しくて、悲しいけれど、自分がもっと高みに行けばいいのだ、と。真似された方が、返って、同じ技法の中にも、緻密さやアプローチが違うことがより際立つから、と。

サイモンと出会ってから、もう15年以上の月日が経ちました。

でも、ほんとうに飽きさせない、コレクション。サイモンらしさがありながら、ぶれずに進化しています。そして、オケージョンを選ばず、さりげなく存在感があります。お洋服の一部、もしくは、身体の一部のようにさらりと溶け込むジュエリー。

ほんの一部ですが、わたしの私的Simon Alcantaraコレクション。15年以上にわたり、少しづつ加わっていく、わたしの毎日をクリエイティブにかえてくれるジュエリーたち。

18ss_justincase_0512_1.jpg

【Simon Alcantara Hoops】


18ss_justincase_0512_2.jpg

【Simon Alcantara Necklace】

18ss_justincase_0512_3.jpg

【Simon Alcantara feather pierces】

18ss_justincase_0512_4.jpg

【Simon Alcanatara feather x crystal necklace】

18ss_justincase_0512_5.jpg

【Simon Alcantara white agate necklace】


5月、東京のストラスブルゴに新作を持って本人が登場します。フープ以外のジュエリー、そして、新しいカラーのフープなど、トータルコレクションをご覧いただけるのは、5月と11月のパーソナルアピアランスのときに限られます。 ぜひ、サイモンの新しいJourneyを体験しにいらしてください。

5月15日(火) 16日(水) 南青山店
5月17日(木) 二子玉川店
5月18日(金) 19日(土) 銀座店
5月20日(日) 21日(月) 六本木ミッドタウン店

just in case......毎日をクリエイティブに楽しむための魔法のジュエリーがあるとしたら、サイモン アルカンタラのジュエリーはいかが。

大切にしたい、その日のためのワードローブを。

RECOMMENDED