秋冬の定番アウターともいえるレザージャケット。秋・冬・春と3シーズン着られるコスパのよさと、着込むほどに自分の体に馴染み、"育てる"という楽しさを味わえるのが魅力ですが、ハードで男臭いイメージも強く、好き嫌いが分かれるワードローブでもあります。そこで今回は、レザー玄人はもちろん、苦手派でも克服、むしろ大満足いただけるような脱ハードでエレガントなレザージャケットの傑作を集めました。

ブルーノ・ザニーニ氏によって皮革専門商社として創業し、ミラノのマンゾーニ通りの24区画にお店を構えたことから誕生したMANZONI24（マンゾーニ24）。その出自から分かる通り最高級のレザー使いはもちろんですが、ファブリックへのこだわりが強いのも同ブランドの特徴です。こちらのアワードジャケットも例に漏れずロロ・ピアーナ社から提供される最上質のウールを使用。元来「アワードジャケット」はスポーティですが、マンゾーニによる素材、デザイン、パターンによってここまでエレガントに仕上がっています。
気品漂うシックなカラーリングのアワードジャケットをオフシーンで取り入れてみませんか？

ストラスブルゴ で展開するレザー製品取り扱いブランドの中でも核となる1945CA（イチキュウヨンゴ シーエー）。イタリアの革産業の中心地トスカーナ地方に工房を持つ同ブランドは数多くのメゾンブランドのレザー製品を手がけていたため、そのクオリティはお墨付き。何よりもディテールを最小限までそぎ落としつつも、モダンな雰囲気を漂わせるデザイン力とスマートなシルエットでありながらも着ていてストレスのないパターンと縫製技術はここならでは。ブラックスエードであれば、適度な光沢で控えめな印象ですので、普段のウールジャケットの代わりにサラッと羽織ってみてください。

KITONグループの手掛けるアウターブランド、KIRED（キーレッド）。まさにスポーツ×エレガントを体現する同ブランドから究極の贅沢を体現するレザーダウンジャケットが登場しました。異素材ミックスはかくあるべきといった、ダウンの保温力といった機能性とスエードレザーのエレガントな佇まいといった、相対する魅力を兼備した特別な一着です。
ベージュ×ホワイトといったニュートラルなカラーのこちらのブルゾンは街だけではなく、都会の喧騒を忘れてリゾートで過ごすシーンにもおすすめです。