MC GEORGE<br>スティーブ・マックイーンの愛したアランセーター

歴史上の偉人たちを魅了し、今も変わらぬ輝きを放ち続けるスコットランドのニットウェアブランドMC GEORGE(マックジョージ)。1881年の創業からその長い歴史の中で、数多くの著名人が着用してきました。
このたびスティーブ・マックイーンが着用したモデルを復刻したアランセーターを発売します。

SANTONI

アメリカ合衆国カリフォルニア州にあるビックサーにて
ウィリアム・クラクストンの写真撮影中に着用

永遠のファッションアイコン、スティーブ・マックイーン。1960年代から1970年代にかけて人気を博した映画俳優で、特にアクション映画での役柄で高く評価されています。
また、代表作には『大脱走』(1963年)、『ブリット』(1968年)、『華麗なる賭け』(1968年)、『タワーリング・インフェルノ』(1974年)などがあり、彼の無口でタフなキャラクターが多くのファンに愛されました。

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写真家ウィリアム・クラクストンとスティーブ・マックイーン
アーストンマーチン車の前で撮影

マックイーンのスタイルを語る上で忘れてはならないのが、彼がハリウッドにおいて、服装、髪型のセルフプロデュースを徹底した、初めての俳優という点です。劇中の衣装にしても、彼は衣装部が用意したものを着ることはなく、自分の生活で培った嗜好やフィット感を、必ずそこに反映させたと言われています。彼のスタイルはシンプルで実用的ながら、非常に洗練されていて、「クールさの象徴」として多くの人々に影響を与えました。彼のファッションは時代を超えた「タイムレス」な魅力を持ち、現在でもクラシックなスタイルとして広く支持されています。

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女優フェイ・ダナウェイとスティーブ・マックイーン
1968年リラックスした撮影休憩中に撮影

彼の代表作として現在掲げられているのが1968年に公開された『華麗なる賭け』です。ノーマン・ジュイソン監督によるサスペンスで、洒脱なセリフ回し、絶妙なテンポ、分割スクリーンなど、60年代の作品とは思えないスタイリッシュな映像は、今観ても新鮮ですが、劇中で着用したアランセーターがとても印象的でアランセーターのスタイルアイコンとしてこちらの写真をご覧になった方も多いのではないでしょうか。

この劇中で大きな印象を残したアランセーターこそが、マックジョージのアイテムで、そんな伝説的な名品を復刻版としてリモデルしました。

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漁師たちのユニフォーム アランセーター

アランセーターの誕生は諸説ありますが、アラン諸島に建設された漁業基地に出入りしていたスコットランド人家族が持ち込んだ「ガンジーセーター」がベースとなって生まれたと言われています。18〜19世紀ごろから漁師たちがユニフォームのように着用するようになったためフィッシャーマンセーターとも呼ばれています。
それがアラン諸島に伝えられ、もともと手先が器用で編み物を得意としていた島の女性たちが、自分たちが着るニットウェアとしてこのアランセーターを編むようになったものだそうです。

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スティーブ・マックイーン モデルを復刻させたアランセーター

アランセーター / MC GEORGE ¥86,900

マックジョージのアランセーターはウールにカシミヤをブレンドしてローゲージで丁寧に編み上げています。フィッシャーマンニットに見られるケーブルなど装飾的な柄を組み合わせた編み地が特徴で浅めに設定したネックラインが落ち着いた上品な印象を与えます。

デニムやチノパンツといったボトムスとも合わせやすく、コーディネートの主役として活躍します。クラフツマンシップが息づいた、本場スコットランド製ニットウェアのクオリティをぜひお確かめください。