PITTI IMMAGINE UOMO 94 2019年春夏レポート Vol.2

6月12日~15日にフィレンツェで開催されたピッティ・イマジーネ・ウオモ94のレポート第二弾をお届けします。

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Gabriele Pasini


Gabriele Pasini(ガブリエレ パジー二)の19年春夏シーズンコレクションのテーマは、ジプシーテイスト、クラシック×モダンのミックスです。

毎回、独特な雰囲気を放つ Gabriele Pasini の展示ブース。
今回はテーマの「ジプシー」を連想させる床に敷いたラグやクラシックなチェックタイルが印象的でした。

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キーカラーの赤、オレンジやグリーンにネイビーベースのチェックのアイテムを中心にコレクションを展開していました。
ミリタリーのディテールやカラーを使ったコレクションも展開。

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2018年秋冬シーズンよりスタートした新ライン、"Heritage"は、ガブリエレ氏自身が20年程前にテーラリングを学んでいた当時の紳士服のディテールが随所に活かされたコレクションになっており、今後に要注目です。

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LARDINI


今年で創業40周年を迎えたLARDINI(ラルディーニ)はすべてのラインを通して、南仏のリゾート地をキーワードにコレクションが展示されていました。

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レギュラーラインのブース内はリゾート地を感じさせるトロピカルな内装に、テーマカラーのイエロー、オレンジやピンクなど暖色カラー中心のコレクションを展開。

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今回は40周年ということもあり、1940~50年代を代表するファッションイラストレーター、René Gruau(ルネ・グリュオ)のイラストをプリントした限定のボックスTシャツを発表。

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また、今までにラルディーニにはあまりなかった長袖のニットポロや、得意のサファリシャツも新たなデザインで登場。

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イタリアでは、女子バレーボールや自転車競技のスポンサーとして打ち出しているADVANCEシリーズ。
スポーツをカジュアルに楽しむためのコレクションとして登場し、今回はヨット(セーリング)からインスピレーションを受けたコレクションです。

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ラルディーニの中でもより高級ラインのSartoria。19年春夏のコレクションは大人のリゾートスタイルをテーマに、内装はシックなブラックで統一されていました。

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日焼けした肌に似合うソラ―ロやブラウン系のアイテムが中心のコレクションでした。ディナージャケットの素材がリネンだったり、シャツが開襟になっていたり、大人のバカンスに適したアイテムを使ったスタイリング提案が印象的でした。

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スーツやジャケットのイメージが強いラルディーニですが、今回のコレクションは軽衣料にも力が入っており、テーラリングにとどまらないトータルブランドとして、時代とともに常に進化している姿勢が感じられました。

Orazio Luciano


キートンのマスターカッターを創業時から務めていたOrazio Luciano(オラッツィオ・ルチアーノ)氏が自ら立ち上げたブランド。伝統的なナポリ仕立てを頑なに守りながら、芯地なし、雨降袖などの技法で軽快さを前面に押し出し、イタリアンテーラードの世界に新潮流をつくったことでも有名です。

今年で創業20周年を迎え、Pittiの始まる直前にはナポリで20周年記念のパーティーを開催したそうです。

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豊かな経験から生み出される精緻なカッティングはオラッツィオの真骨頂。そこに丸みのあるフォルムが加わり、独特の柔らかな着心地を生み出します。

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新作ではダブルブレストのジャケットの登場や試作段階ではありますが、新たにウィメンズのジャケットの製作も始めたそうです。

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Sartorio


19年春夏のテーマとなったのが、Procida(プロ―チダ)というナポリの近くにあるリゾートで有名な小さな島。展示ブースの背景にはプローチダ島の街並みを表示し、カラフルでポップな提案が印象的です。

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世界中のブランドで愛用されている、最高級服地で有名なCarlo Barbera(カルロ バルベラ)社との素材開発もスタート。こちらの新素材にも注目が集まります。

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全2回に渡ってお届けした、PITTI IMMAGINE UOMO 94 / 2019年春夏レポートは以上となります。
こちらで紹介した各ブランドのアイテムが実際に製品となって日本に届くのは、来年の春の予定です。 季節は2018年の夏真っ盛りですが、約1年後の2019年春夏シーズンもどうぞお楽しみに。

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