時代を超えて輝き続ける、"あのブランド"が持つスタイルの本質とは。

伝統とエコを纏う、パリのレガシー
19世紀半ば、パリで誕生した〈MOREAU PARIS(モロー パリ)〉。そのルーツは、馬具職人や家具職人が活躍していた18世紀のフランスにまで遡ります。王侯貴族のためのキャビネット製造を出発点とし、高い木工技術と皮革加工技術を融合させて発展してきたのがモロー家のものづくりです。
中でも19世紀に開発された籐細工の編み模様をモチーフにした独自のキャンバスパターンは、モロー パリの象徴的な意匠となり、メゾンの個性を現代まで鮮やかに伝え続けています。
その伝統は一度途絶えながらも、2011年に現代的な感性を携えて再始動。歴史あるデザインコードを継承しつつ、現代のライフスタイルに調和するバッグブランドへと進化しました。パリのアトリエでは今も職人たちが丁寧に仕上げるクラフツマンシップを守り続けています。

サステナブルな素材と、職人技の融合
モロー パリの魅力は、ただ歴史があるだけではありません。ブランドのアイコンである"ビオネ"キャンバスは、19世紀の籐細工柄を現代的に再解釈したもの。植物由来の原料を用いたエコキャンバスに、動物性素材を使用しないヴィーガンレザーを組み合わせています。耐久性や防水性にも優れ、軽やかさと高級感を両立。サステナブルでありながら、上質な日常使いに応える仕上がりです。
熟練の職人が手掛けるステッチワークやコバ処理、金具の仕立てまで、一つひとつに細やかな手仕事が宿り、道具としての機能性と佇まいの美しさを兼ね備えています。

  • ■ MONACO(モナコ)
    ブランドのシグネチャーとして知られるトートバッグ。

    モロー パリの中でも最も代表的な存在が、この「MONACO」です。バッグ全体に施された〈ビオネキャンバス〉の格子模様が、19世紀の籐細工からインスピレーションを受けたモローのDNAを色濃く受け継いでいます。 軽量で耐久性にも優れたキャンバス素材と、ヴィーガンレザーのコンビネーション。持ち手部分のレザーハンドルにはしなやかなカーフスキンを使用し、使うほどに手に馴染んでいきます。船舶のロープやヨットのディテールから着想したストッパー金具がさりげないアクセントとなり、日常のシーンにさりげない個性を添えてくれます。 内部にはジップポケットや仕切りも充実し、見た目以上の収納力も魅力。カラー展開も豊富で、オン・オフ問わず活躍する、まさに"一生もの"のトートバッグです。

  • ■ SOPHIE(ソフィー)
    コンパクトでありながら華やかさを備えた2WAYショルダーバッグ。

    「SOPHIE」は、必要なものだけを美しく持ち歩くための小ぶりなバッグ。シンプルなスクエアフォルムに、ビオネキャンバスとヴィーガンレザーの上質な素材感が際立ちます。ショルダーストラップを外せばクラッチバッグとしても使用可能。
    内部はカードスロットや小物ポケットが充実しており、財布代わりとしても機能する設計。ミニマルながら使い勝手が良く、旅先やディナーシーンでも重宝します。クラシカルすぎず、どこかパリらしい抜け感を感じさせる逸品です。

  • ■ CARD CASE(カードケース)
    日常に寄り添う、機能美が宿るスモールレザーグッズ。

    ミニバッグ時代の必需品ともいえるカードケース。薄く、軽く、必要最低限のカード類をスマートに持ち運べる設計が魅力。ビオネキャンバスの柄がさりげなくブランドの個性を主張しつつ、控えめなロゴ配置がエレガンスを保っています。背面にはファスナーポケットも備え、コインや鍵の収納にも対応。ギフトにも人気の高いアイテムです。

伝統に裏打ちされたタイムレスな存在感
時代を超えて受け継がれる美意識と職人技、そして現代の感性を巧みに融合させたMOREAU PARISのバッグ。フランスのメゾンらしい格式を保ちながらも、日常に寄り添う軽やかさが、手に取るたびにその魅力を実感させてくれます。控えめでありながら確かな存在感を放つその佇まいは、長く愛せる相棒となるでしょう。



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