お勧めの本:『絶対 美人アイテム100』 著者:河合真奈さん

もう、真奈さんと知り合ってから、どのくらい経つだろう?

スタイリスト、河合真奈さんとは随分長いおつきあいになります。
そう、まだ、ストラスブルゴが、外苑前の駅近くにあったころからのお付き合いではないだろうか。

真奈さんといえば、リアルな、嫌味のない、それでいてこころがすうっとするような綺麗なコーディネイト、という印象があります。人柄も、まさにそのとおりで、優しくて、美しいものや、いいものが大好きで、わたしが一生懸命語るのを、終始笑顔で聞いてくれます。だから、遠慮なくどんどん話してしまって、最後には、真奈さんに抱きついちゃうんじゃないかと思うくらい興奮して語らせてくれる、聞き上手。

そんな真奈さんが、本を出版された。
真奈さんが、生涯、大切にしたいと思うものを丁寧に、愛を込めて集めた本。

IMG_6085.JPG

100点という中身を拝見したら、なるほど、納得のものばかり。
それも、まるでポエムのような美しい写真。
真奈さんの素敵なコメントを以心伝心理解して、撮影されたんだろうなぁ、と思っていたら、やっぱりとても仲のいいカメラマンさんとか。

この本の中には、実は、ストラスブルゴで扱っているアイテムもたくさんお仲間に入っています。
たとえば、サイモン・アルカンタラのフープピアス。
どうしても欲しい、フープピアスのイメージがあって、念じるように探していて、NYで偶然巡り合ったサイモンの
フープは、今や、その分野の代名詞的存在。

IMG_6088.JPG

そして、個人的にも大好きなTomas Wylde(トーマス・ワイルド)のシルクトップ。
ロックなブランドですが、その中にフェミニンさがあり、他に代え難いブランド。

IMG_6091.JPG

「これは、フェラーリですね」とカメラマンに言わせたManolo Blahnik(マノロ・ブラニク)の靴。マノロの靴の良さを語るのは、本当に難しい。
どうしてかっていうと、本当に小さな美しさの集積だから。
奇抜というわけではなく、普通のパンプスが、何より美しい。マノロ以前に、こんなに王道をいく美しい靴があっただろうか。

IMG_6093.JPG

KITON(キートン)のジャケット。これも、ジャケットの究極と言えるのではないでしょうか。
時代に左右されない美しさ、というのは、女性の身体の魅力を存分に引き出すシルエット。
優美なウエストの曲線や、軽い着心地は、着る人の自信を引き出してくれます。

IMG_6097.JPG

そして、FRAY(フライ)のシャツ。究極のマシンメイドと言われ、気の遠くなるような細かいステッチを、熟練した職人が
縫い上げる。当然、ステッチが細かい分、時間をかけて、美しい生地を慎重に縫い上げます。
真奈さんのおっしゃる通り、シルクブラウスのようなシャツ・・・・・・。

IMG_6098.JPG

Crucianiのシルクカシミアも、やっぱり名品ですよね。10年着ても毛玉になりません。これは、実証済み!
毛玉にならず、いたまないから、これは、かなりコストパフォーマンスがいいんです。
その昔、Crucianiを扱い始めたころ、「写真に写ると良さがわかるわね」と言われ、納得のひとことに、感動したのを
覚えています。

IMG_6099.JPG

これ以外にも、ストラスブルゴでも大事に大事に扱っているものが、たくさん掲載されています。
真奈さんの次回作のためにも、美人アイテム見つけなきゃ!!
人生を共に歩むことで、毎日を豊かにしてくれる、美人アイテムの数々。こだわることで、見えてくる新しい世界へ
読者を導いてくれる、素敵な本です!

真奈さん、たくさん取材してくださってありがとうございます。まだまだ、いっぱいいいもの見つけてきますよ!