わたしは、札幌に生まれ、高校卒業まで札幌で育ちました。
ひとそれぞれに、心の風景というのがあると思いますが、わたしの心の風景のひとつに、札幌の街があります。わたしが育った80年代から90年代くらいの札幌は、ちょうど成長期で、活気もありました。
わたしの心の中の風景で、ずっとしみついているのが、わたしが育った札幌の、三越と4丁目プラザ、パルコが角にあるスクランブル交差点。わたしは、その交差点を渡るのがとても好きで、さほど遠くない自宅から、遊びにいくときには、「今日は、どんな服を着てあの交差点をわたろうかな?」などと妄想していたのを思いだします。
みなさんは、カフェでお茶をする時、あの席に座りたいな、なんて思いますか?
わたしは、決して、ナルシストではないんですが(笑)、そういうこだわりがあります。あの席に座って、こんな風に外を眺めて、ちょっと苦めのコーヒーを飲みたいな、なんて。。
美しい風景は、自然と建物と、人、そしてもっというと、光と音楽が作るものだと思っていて、だから、その中に登場するわたし自身も、舞台を演出する人物でなければならないと思っています。それが、わたしの日常の美意識。
先日、昔、パリの空港で買ったDiorのアーカイブを集めた写真集をみていたら、街に立つ、美しく、凛々しい女性の姿がたくさんあり、つい、あまりの美しさに、ぼぉっとしてしまいました。
美しく生きる努力をすることは、女性にとっての責任ではないかと改めて思います。
さあ、秋はもうすぐそこ!
夏のお洋服は、勇気をもってタンスにしまって、新しい秋の演出を始めましょう!
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