"Maxims de Paris" 東京、銀座にも支店がありますが、いらしたことはありますか?もう、随分古いカフェ&レストラン。赤いひさし、内装の赤いビロードが、なんともフランスらしい色気を感じさせる、レストランです。
パリは、セーヌ川の右岸、サントノレ通りのGucciがあるあたり、rue Royal(ロワイヤル通り)の3番にあります。
わたしは、パリのアップカミングなバーや、ホテルも好きですが、実は、Maxims de Paris や、Cafe de la paix のような、老舗レストランも大好き。
何故なら、そこには、古きよき時代を生きてきた素敵なマダムや、ムッシュがいたりするから。まだ陽が高いころから、ムッシュが赤ワインをひとりで楽しんでいたり、まるで日課のようにカフェの椅子に座って、街ゆく人たちをながめるマダムの姿は、それだけで絵になります。
この場面をきりとって、舞台にして、幕を左右にはりたくなるような、そんな光景です。
先日、買い付けに行ったときも、やはり、そんなマダムとムッシュをみつけました。マキシムには、アールヌーボーの壁に、手摺に、そして椅子や、テーブルに染み付いた社交の跡が感じられます。あ、そうそう、ホームページが、とても可愛らしいので、ぜひ、ちぇっくして!
http://www.maxims-de-paris.com/
パリという風景の中にいる彼女や、彼は、パリらしく、そして、この広い凱旋門に続くrue Royalに似つかわしいスタイルをすることが、暗黙の了解なのではまいかと思います。だから、宝石箱のような街、パリには、あまりリラックスしすぎたスタイルのひとはみかけないように思います。
ある風景の中にいることのお約束、それがオシャレの礼儀作法。
だから、オシャレはやめられません!
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