いつも名古屋店のブログをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
6/22(木)、23(金)の2日間、SERGE AMORUSO来日ビスポークオーダー会を開催致します。
メンズスタッフのブログでは度々登場する、こちらは革製品のオーダー会。
ストラスブルゴでは半期に一度開催される、お馴染みのイベントですが、もともとメンズ主催のイベントであるためか、ウィメンズスタッフのブログではあまり紹介されてこなかったように思います。
革製品のオーダー会は性別を問わないこと、そして、名古屋店のように、メンズ商品とウィメンズ商品の両方を展開しているからこそ実現可能な、「メンズ/ウィメンズの垣根を越えた」イベントのご紹介もアリなのでは?ということで、今回は女性目線(!?)でSERGE AMORUSOの魅力をお伝えします。
SERGE AMORUSO(セルジュ・アモルソ)とは・・・
柔らかく、気品溢れる素敵な紳士☆(←女性目線の発言ですね 笑)
「革には無限の可能性がある」と感じたのが革職人を選んだきっかけだというアモルソ氏。
15歳でこの道に進み、1978年~85年までHERMESの特注品アトリエの中でも重要なポジションを勤めました。
その後10年間は、恵まれない青少年たちに革を扱うことを教える一方で、世界中を旅しながら様々な経験を積み、アモルソ氏が抱いた夢は「自分のデザインしたものを自由に作るアトリエを持つこと」でした。
そして、1995年、パリにアトリエを開き、オーダーメイドの作品制作を始めます。
全てハンドカット、手縫いで仕上げられる彼の作品は、一見シンプルながらも独創的で温かみがあり、ロスチャイルド家やブルネイ国王etc数々の著名人が魅了されています。
2010年には、フランス文化・通信省より、伝統工芸の最高技能者に授与される称号Maitre d'Art(メートル・ダール)に認定されました。
このメートル・ダールは、日本でいう「人間国宝」に相当する称号です。
彼の持つ技術、ノウハウが非常に高く評価されていることは言うまでもありません。
私も、アモルソ氏の作品に魅了された一人!!!
昨冬のオーダー会にて、念願の初オーダーをし、つい先日、納品されたのがコチラ↓↓↓
アモルソ氏の作品集を見て、一目惚れをした'KEOPS'というモデルのバッグのラージサイズです。
サイズ感は、DELVAUXのBrillant MMサイズをイメージして頂けると良いかと思います。
このモデル、なんと20年前にデザインされたそうなのですが、全く古臭さを感じません。
アモルソ氏曰く、「女性に一番オススメのバッグ」とのことです。
「美しい」
ただこの一言に尽きる、大満足な仕上がりです!!!
フォーマルな場面でも使えるようにということで、外側の革選びはもちろんのこと、内側の革や底鋲の色、内ポケットのデザインetc 様々な要望を、通訳スタッフを介してお伝えすると・・・
こんな風にオーダーシートを作ってくださいました。
サラサラと書き上げていくアモルソ氏の姿に、思わず見入ってしまいました(笑)
バッグの蓋を開けると・・・見えますでしょうか?
'AMORUSO PARIS'と刻印されています。
ブランドモチーフを全面に押し出すメゾンが圧倒的に多いなか、このさり気なさが上品でたまりません!!!
内側の革は、軽くて丈夫な山羊革です。
底鋲は、目立ちにくいようシルバーをセレクト。
「より表情のある革がオススメ」とのことで、シボ革をセレクト。
コバの仕上げ、ステッチ、蓋の曲線ライン・・・どこを見てもやはり美しいのです。
いかがでしたでしょうか?
SERGE AMORUSOの作品の魅力が、少しでも伝わりましたら幸いです。
名古屋店のお客様には、バッグはもちろん、お財布をオーダーする方も多く、見た目の良さはもちろんのこと、上質で使いやすいために、2度3度とオーダーしていらっしゃる方も!!!
既製品ではなかなか気に入るものに出会えない方、世界にたった一つ、「自分だけ」の物を作りたい方には、オススメのオーダー会でございます。
この機会にぜひ、SERGE AMORUSOの作品に触れてみてくださいね。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
ストラスブルゴ名古屋店
ウィメンズスタッフ一同