キーレッドのアウターに見る、ビジネス活用力
サルトリアスタイルの高級アウターブランドとしておなじみのキーレッドは、スポーツやリラックスといった要素を取り入れながら、本格的なナポリ流の仕立てを味わえるモノづくりを行う、今最も注目しておきたいブランドです。
この秋の立ち上がりには軽めのコートやライダースジャケットをご紹介させていただきましたが、益々寒さが深まっていくであろうこれからの時期、ぜひラインナップに加えていただきたい冬モデルが2型入荷しております。
まずはフード付きというカジュアルな仕様ながら、美しい細身のシルエットとシャープなカッティング、ミニマルなデザインによって、オン&オフの兼用が可能なテクニカルハーフコートです。
上品な光沢を放つ生地には、ロロ・ピアーナ社のポリエステル系ストレッチ素材を使用。適度に伸縮性を確保しており、細身だからといって窮屈さを感じることはありません。すっきりとしたラインを損なわない、程よく中綿が注入されたライナーもフードも着脱が可能なので、季節やシーンを選ばずお召しいただけます。
アウター KIRED ¥157,680(inc.tax)
スーツ LARDINI ¥139,320(inc.tax)
シャツ FRAY ¥72,360(inc.tax)
タイ Nicky ¥17,550(inc.tax)
シューズ EDWARD GREEN ¥164,160(inc.tax)
そして特筆すべきは、そのカッティング。すべての裁断はレーザーで行っており、エッジの立った切れ味鋭い、ミニマルかつモダンな佇まいに貢献。しかも撥水加工とシームを廃した熱圧着仕様という合わせ技で、完璧な耐候性を実現しているのです。まさに3シーズン、オールテライン(全天候)でヘビーにご活用いただける、男前な機能派アウターといえるでしょう。
ビジネスシーンで取り入れるなら、王道のネイビーが鉄板でしょう。ピンホールカラーのシャツが醸すエレガンスとスポーティーなアウターというミスマッチも、ブルー系のワントーンコーディネイトならすっきり洒脱にまとまります。
続いて、よりドレッシーな面構えのリバーシブルコートをご紹介いたします。
軽快なハーフ丈のステンカラーコートは、表面がヘリンボーン柄のクラシカルなもので、上質なウールにポリウレタンを混紡したストレッチ素材。対して裏面は艶やかでややテクニカルな無地カーキのウールナイロン素材という、両極端な表情と幅広着こなしが1着で楽しめる逸品です。
アウター KIRED ¥182,520(inc.tax)
スーツ Gabriele Pasini ¥207,360(inc.tax)
シャツ BARBA ¥30,240(inc.tax)
タイ SEVEN FOLD ¥27,000(inc.tax)
シューズ EDWARD GREEN ¥164,160(inc.tax)
ヘリンボーンなら、ややカントリーテイストなブリティッシュトラディショナルに。無地カーキなら、スポーティーなニュアンス漂うカジュアルな装いに。どちらも極めて今季的なコーディネイトが、容易にイメージできます。
カジュアルにジャケット感覚で着られるような細身のシルエットと、スーツやジャケットの上から羽織るコートとしての、ジャストな丈感を両立させているのも見事というほかありません。
ブラウンというシックなカラーをベースに、ウインドウペーンのスリーピーススーツを合わせる。ビジネスでご着用いただくなら、そんなクラシックで風格漂う柄同士のコーディネイトもおすすめです。ホワイトシャツのすっきり感、華やかなタイというアクセントが、モダンで都会的な着こなしのポイントです。