シセイのバッグに見る現代的進化
シセイのバッグに見る
現代的進化
これまで多くの"定番"モデルを世に送り出してきた CISEI ( シセイ )。
その代表格と言える「941」のトートバッグはデビュー当時、生産が追い付かないほどの人気モデルとなり、発売から10年近く経った今もなおコンスタントに売れ続けているロングセラーアイテムです。しかし、どのような人気モデルでもそればかりだと物足りなさを感じてしまいます。
定番アイテムをひとつ持ちながら、時代に合わせたモデルチェンジも、時として必要なのではないでしょうか。
男性に似合うバッグは女性と比べて少ないと言われますが、その中で今回は3つのバリエーションをご紹介します。皆さまのライフスタイルに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
まずはここ数年、ファッションのカジュアル化とともに台頭してきたバックパック。
これまでも「1144」というモデルがありましたが、現在ではフラップを排しアウトポケットにマチを設けるなど、よりスポーティーなデザインになりました。
高級感のあるシボ革に加え、ジップカラーをゴールドにすることで30代以上の大人の男性に上品さを醸し出してくれるバックパックです。HERNO ( ヘルノ ) や MONOBI ( モノビ )など、スポーティーなブランドとのコーディネイトにおすすめです。
次に封筒型のドキュメントケース。
横型が一般的ですが、こちらは縦型のユニークなスタイルです。
ほんの少しの変化ですが、縦向きになることですっきりとした印象になり、加えて紐付きのアナログなところが程良いアクセントになっています。
こちらはやはりビジネススタイルにおすすめです。革が柔らかいため荷物が少ない場合などは二つ折りにすることでよりコンパクトに持ち運びができるほか、出張の際などはブリーフケースに収納することでさらに活躍の幅が広がります。
最後は冒頭にご紹介した「941」の次におすすめのスマートなトートバッグ。
様々なものがデジタル化され、かつてほど多くの荷物をバッグに詰め込む機会も少なくなった現代。加えて洋服のシルエットもスリムフィットから、ややゆったりしたものに変化しています。ボリュームのある服にはボリュームのあるバッグより、スマートなデザインの方が全体のバランスを良く見せてくれます。
シャツ / HEUGN ¥30,800 (税込)
今回ご紹介したどのモデルも「エクリュ」と呼ばれるオフホワイトのようなベージュカラーを展開しています。真っ白だと汚れが目立つため、早いサイクルで買い替えや塗り直しが必要になってくるなか、こちらのエクリュであれば多少の汚れもそれほど気にならずお使いいただけます。また、ホワイトにも引けをとらない高級感を持ち合わせた、コーディネイトを格上げしてくれるカラーです。
着る洋服や気分に合わせて、バッグもぜひアップデートしてみてはいかがでしょうか。