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秋冬の装いに似合う
エドワード グリーン 傑作モデル4選
ドレススタイルのカジュアル化が進むなか、洋服に合わせて足元のバランスを取ることも忘れてはいけません。スニーカーを上手く取り入れることができる方は良いのですが、そうでない方もいらっしゃると思います。
また、革靴の方が年齢相応に見えやすい、と考える方もおられることでしょう。
そんな方へ提案したいのがこちらのエドワード グリーン。
正統派のドレスシューズといったブランドイメージが強いかもしれませんが、適度にカジュアル感のあるモデルも多く展開しています。
エドワード グリーンのセミブローグといえば ASQUITH(アスキス)や CADOGAN(カドガン)を思い浮かべる方も多いでしょう。
メダリオンやブローグの飾り穴が華やかで、通気性や水はけをよくするといった機能性も持ち合わせています。英国ではハンティングの際に履くブーツに多く取り入れられたディテールで、そういった意味ではスポーティーなデザインと言えるかもしれません。
この "CARDIFF(カーディフ)" は外羽根の仕様に加え、素材もスエードにすることでよりカジュアルなスタイルに合わせやすくなっています。
スーツなら梳毛より起毛、ジャケットであれば無地よりチェックといった具合です。
ブルゾンの場合、ナイロンはちょっと行き過ぎてしまいますので、コットンやウール、ブランドで言えばバブアーやバラクータなど少しクラシカルな雰囲気のあるものが合わせやすいと思います。サマーニットやリネンシャツなど春夏物との相性も良く、1年を通して使えるところも魅力です。
"BANBULY(バンバリー)" はストラスブルゴで 10年以上、ブーツのなかで最も長く展開しているロングセラーモデルです。
これまでは 606 や 808 など、ややスクエアな木型での展開が多かったのですが、今回はラウンドトゥの 202 で展開しています。
装飾がほとんどないだけに第一印象にはあまり残らないかもしれませんが、長く履いても飽きないという点では他のモデルよりも秀でていると思います。
こちらのスタイリングも先のカーディフと同じくややカジュアルなビジネススタイルから、きれいめの普段着などにおすすめですが、アウターを羽織る 10月~4月頃は足元にもボリュームのあるこちらの方がバランスを取りやすいと思います。
こちらの "CAMDEN(カムデン)" はサイドゴアブーツの完成形として定着している NEWMARKET(ニューマーケット)と見た目はほぼ同じですが、ハーフレングスにすることで脱ぎ履きのしやすさが大きく改善されています。
ニューマーケットほどのフィット感はないかもしれませんが、脱げたり靴の中で足が遊んだりということは決してありません。
プルストラップは前後に付いていたものが後ろのみに変更されています。
このプルストラップ、以前はヘリンボーン柄のコットン素材のものが使用されていましたが、最近は耐久性を考慮してレザーへ変更されています。
1830年代、ヴィクトリア女王のために考案され、その後ビートルズやローリングストーンズにも愛されたこのデザインは、その歴史からも見て取れるようにモードな雰囲気すら感じさせます。
DOVER(ドーバー)をフルレングスのブーツ仕様にしたモデルがこちらの"CRANLEIGH(クランレイ)"です。
ハーフレングスの HARIFAX(ハリファクス)というモデルもありますが、そちらよりも武骨な雰囲気になっています。
少し太めのデニムやワークパンツ&フィッシャーマンニットなど、男性らしさの感じられるスタイリングが好みの、大人の方にこそおすすめです。
フルレングスのブーツは高いフィット感と足首の保護、防寒性を備えている代わりに脱ぎ履きしにくいのが難点ですが、同モデルはレースホールの上3つをフックにすることで改善させています。このフックですが、片手でしかも素早くかけていく方法があるようですので機会があればご紹介したいと思います。