ビスポークシャツ
その次世代の担い手
1990年の創業以来、世界中に眠る逸品を探し出し、日本に紹介してきたストラスブルゴ。
さらにその審美眼をもって、これまで多くの日本人職人との協業も行ってきました。
そんなストラスブルゴがこの春新たに取り組みを始めるのが、「MINAMI SHIRTS」を手がける南祐太氏。今回はその魅力をご紹介していきます。
1983年生まれ。華服服飾専門学校を卒業後、地元のシャツ工場へ入社。2007年の独立後はシャツ専門店などの制作を請け負いながら経験を重ねていきます。その後、自身の名を冠したシャツのビスポークラインをスタートさせ、2013年に自宅を改装した工房で受注を開始すると、瞬く間にその評判は広がり、多くの百貨店でもオーダーイベントが開催されるようになります。2016年には東京・日本橋にもアトリエを構えるなど活動の幅を広げ、ますます注目を集めている若手シャツ職人です。
小学生のころから自分の着る服にはこだわりがあったと語る南氏。
なんでも当時のお気に入りはシルバーのMA-1タイプのブルゾンだったとか。
学生時代からシャツを着ることが好きでよく着ていたそうですが、実際にシャツ職人を志すようになったきっかけは、たまたま自宅の近くにシャツ工場があったことが大きかったと語ります。
そんな南氏の作るシャツとはどんなものなのか。
氏曰く、お客さまのすべての希望を叶えるため、既存のデザインに縛られてしまうようなハウススタイルは敢えて持たないといいます。
「be spoken＝話し合いながら」を信条とし、お客さまの要望に徹底的に応えること。そして、今の時代を鑑みながら、着る人の魅力を最大限に引き出す一着を、丁寧に丁寧に手がけていくのです。
「大人の洒落者が集うショップ」と、ストラスブルゴの印象を語る南氏。
ストラスブルゴでは初めてとなるオーダーイベントの開催を前に、「初めて出会うお客さまたちとたくさん洋服の話をすることが楽しみ」と話してくれました。
南氏との会話を通して、あなたの希望をすべて叶えるシャツを仕立ててみてはいかがでしょうか。
新たな最良のシャツと出会うこの機会、ぜひお試しください。