干場義雅氏 別注コットンスーツ

テレビやラジオ、雑誌など、メディアの枠を越えて活躍するファッションディレクターの干場義雅氏とクラシックでありながら時代に合わせたモダンなスタイルを提唱するブランドSARTORIO(サルトリオ)のコラボレーションが再び実現。昨シーズンご好評いただきました「カシミアジャケット」に続き今回は「コットンスーツ」をご用意しました。ファッション業界きっての洒落者がこれからの時代に着たいスーツとは?

イタリアとアメリカの融合

今回のコラボレーションは、干場さんの「最高の仕立て技術をもつサルトリオで、あえてアメリカ製のコットンスーツみたいにラフに着たい。」という一言からはじまりました。要望を実現するためのこだわりや要素は至る所に散りばめられ、唯一無二の一着が仕上がりました。その細部を見ていきましょう。

別注コットンスーツ
上品でありながら
アメリカの香りがするスーツ

人気の「IZモデル」をマイナーチェンジ

一般的にゴージラインの位置が高いほど、ウエストのくびれが目立ちやすく、かつシャープに見えるため、スタイリッシュなパンツには相性がよく、一時期主流でした。しかしトレンドは流れ、現在はややゆとりのあるフィッテイングが主流になりつつあります。それに合わせて、昨年、ゴージラインを1センチ下げ、バルカポケットとボタンのバランスも調整した「IZモデル」が誕生しました。現在のサルトリオでも人気のモデルですが、そこに干場さんならではの視点でさらに微調整を加えた、特別な「HOモデル」が誕生しました。

「HOモデル」
ゴージラインの調整

こだわりのポイント

「HOモデル」はラペルのゴージ位置をさらに少し下げ、ラペル幅もほんの少し細く、胸ポケット位置はポケットチーフを挿す前提で若干下に下げています。また、トラウザーズは1プリーツだったところを2プリーツに変更。
生地は日本人が着やすいよう、色も少しだけ色調を落としたベージュにし、ボタンは少しアメリカの香りがする、こげ茶色にしました。
白のオックスフォードシャツにニットタイ、足元はローファーでアメトラ風の装いはもちろん、ニットポロのようなカジュアルな着こなしも良く合います。

「HOモデル」
合わせたこげ茶のボタン

クラシックなスタイルに軸を置きながらも、時代に合わせた空気感を作るのが巧みなサルトリオ。その良さを活かしつつも新たな風がふく「干場義雅氏 別注コットンスーツ」をぜひお試しください。

サルトリオとは?

"世界で最も美しい服"という哲学のもと、ナポリのサルトリア文化を世界に知らしめた先駆者がKITON(キートン)。クラシックをベースに時代に合わせて洗練されたスタイルを提案する「SARTORIO(サルトリオ)」は、ナポリで最大級の工場をもつKITONグループの中核を担うブランドです。