「日本でストラスブルゴと共にデニムを作りたい」
イタリア・ミラノのセレクトショップ、「ERAL55(エラル チンクアンタチンクエ)」のオーナー、
エルマンノ・ラッザリン氏が口にしたそんなリクエストからスタートしたコラボデニム企画。
今回、徐々に明らかになりつつあるこの特別なコラボレーションの概要をご紹介します。
今回のコラボデニムを手掛けるのは大阪で1992年に創業したジーンズメーカー、FULLCOUNT(フルカウント)。 同メーカーはアメリカンヴィンテージの再現と最高の履き心地を追求し、日本のみならずアジアでも絶大な支持を得る実力派です。
白熱するトリプルコラボのミーティング
エルマンノ氏の来日に合わせ、フルカウントの大阪本社でミーティングを実施。
モデルの選定から生地、デザイン、シルエット、さらにステッチの配色にいたるまで、こだわりがぶつかり合う白熱のミーティングは1度は終了したものの、数時間後に再度話し合いがスタートするなど熱気に満ちた展開に。
エルマンノ氏はフルカウントの成熟したモノ作りを大変気に入り、急遽エラル55で実際に展開するアイテム のオーダーを始めたほか、最終的には自身の私物まで購入する熱の上げよう。
展開アイテムはフルカウント定番の2ndタイプのデニムジャケットをベースによりモダンな表情へモディファイドした1着から、スリムストレートのデニムパンツ、ウエスタンシャツ、キャンバスジャケットまで多彩な ラインアップ。
メインとなるデニム生地はフルカウントの代名詞でもあるジンバブエコットンのオリジナルセルヴィッチデニムを採用。それぞれのモデルによってさまざまなアレンジがなされたスペシャルなアイテムばかりです。
デニムパンツはポケットの袋布にサイズスタンプが押されていたり、革パッチやステッチなど細部に至るま で、多岐にわたって別注の仕様が隠されています。
ストラスブルゴとエラル55、そしてフルカウント
それぞれが全く違ったアプローチでありながら、そのいずれもが真摯にモノ作りと向き合い、走り続けてきたランナーたち。そのランナーたちが走るそれぞれの道がエルマンノ氏の熱い思いで交差して生まれた特別なコレクション。
各アイテムはエルマンノ氏が来日するSARTORIA LAZZARIN ビスポークオーダーイベントの際にストラスブルゴの各店とオンラインストアに登場する予定です。ぜひお楽しみに!