1952年、戦後間もないパリ。
閉ざされた時代の空気のなかで、一人の女性が「自由な装い」を夢見てアパートをアトリエに変えました。
それが、Chloéのはじまり。
創業者ギャビー・アギョンが紡ぎ出したのは、ただ流行を追うのではなく、"自分らしくあること"を尊重するスタイル。
窮屈な服に代わる、軽やかでエレガントな日常着がクロエには揃います。


クロエは、1952年に、エジプト生まれのパリジェンヌ、ギャビー・アギョンにより創立されたフランスのメゾンです。
ブランド名である「Chloé」という名前はギャビーの大親友クロエ・ヒューマンの名前が由来で、そのやわらかい文字の丸みと、フェミニンな音の響きがギャビーの思い描くパリのムードとぴったりだったとして名付けられました。
1957年、パリの左岸のサンジェルマン・デプレ地区に存在する老舗のカフェ『カフェ・ド・フロール』にて初のCOLLECTIONを開催。
朝食の時間帯に、コーヒー&クロワッサン片手にリラックスしたムードの中で行われたコレクションは、洋服はもっと気軽に楽しめるものとして、女性の日常に寄り添うものであるということを体現するために、自身が好きなカフェで行われました。
カールラガーフェルドやステラ・マッカートニー、フィービー・ファイロなどがディレクターを務めたのち、1981年にドイツで生まれたシェミナ・カマリがクリエイティブ・ディレクターとしてメゾンに2023年10月に加わりました。20年以上にわたりクロエでの経験を持つ彼女によって、いくつになっても今を楽しむ女性に向けたブランドとして、その魅力を増しています。
クロエのアイテムはロゴで表現されるような物ではなく、明るく軽やかで、流れるような動きのあるシルエットと繊細な装飾や素材が特徴です。シンプルであることを追求しながらも、手作業への熱い想いが常に、刺繍、プリーツ、リボンなどの装飾品により表現されています。縫製にはパリのアトリエの高い専門技術が欠かせません。
初めてのクロエにはブラウスがおすすめです。ボータイブラウスのリボンを鏡の前で結ぶその瞬間に自分を見直す、さまざまな女性の日常に寄り添うアイテムとして欠かせない存在です。
オンラインストアに掲載している商品以外にも店頭で、それぞれ豊富なコレクションが揃います。
詳しくは店舗スタッフへお問い合わせください。