さて、Simon Alcantara(サイモン・アルカンタラ)との出会いは、ニューヨーク、Bergdolf Goodman(バーグドルフ・グッドマン)。アップタウンに堂々とそびえるニューヨークのランドマーク的高級百貨店です。頭の中に、呪文のように、フープ、フープ、フープ、と唱えながら、歩いていて、ジュエリーのショーケースを見ながら歩き、ふと、目をやすめようと、視線を上げたところ、壁一面にSimon Alcantaraのフープがありました。
たくさんのカラーストーンが、フープに丁寧に編みつけられ、ともすると軽々しく見えがちな、フープが、とても精緻なジュエリーに見え、ずっと探していたものは、これだったのだ、と感動したことを、昨日のことのように覚えています。
ニューヨークには、たくさんの"Designer's High Jewelry"(デザイナーズ・ハイ・ジュエリー)と言われる、ジュエリーコレクションが存在します。貴金属(スターリングシルバー、ゴールド、プラチナなど)に、貴石、半貴石を使ってデザインされたジュエリーデザイナーのジュエリー。つまり、いわゆる、ハウスとしてのジュエラーのジュエリーではなく、才能があり、より、ファッションに近く、多くのデザイナーズジュエリーを見てきた、バイヤーの目にかなった、ジュエリーデザイナーのジュエリーたち。
ニューヨークには、セレブリティ需要もあり、目利きのパーソナルスタイリスト需要が多いので、いわゆるブランドものジュエリーではなく、より、おしゃれでファッションに合う、「日常的に身に着けられるアート」としてのジュエリー需要があります。
需要があるところには、たくさんの才能があつまり、そして、さらに切磋琢磨して、新しいものが生まれます。ニューヨークは、まさに、ジュエリーに於いては、才能の宝庫なのです。
わたしが、ファッションも、カルチャーも、成熟期を迎えた日本のみなさんにご紹介したいのが、まさに、このDesigner's High Jewelry。
日本のジュエリーというと、いまだ、マスプロダクションのカジュアルなジュエリーや、ブライダルジュエリー、そして、ジュエラーのジュエリーで構成されています。ストラスブルゴは、大人の女性に向けて、ファッションを提案してきましたので、ちょうど、このファッションに合うジュエリーがなかった、、、、それが、わたしのジュエリー探しにつながったのだと、今、振り返って思います。
Jewels OF STRASBURGOでは、ファッションが大好きな大人の女性が、より、素敵に輝く、個性的で、温かい、作り手の愛と情熱が伝わるジュエリーを厳選して扱います。
3月24日(木)、プレオープニングのお披露目イベントがありますので、ぜひ、ご来場ください!(他にもオープンする新店舗とともに、シャンパンなどふるまわれます。自由にご覧いただけますので、24日の夜は、東京ミッドタウンへ!)
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