【ビスポークシューズの醍醐味~PHILIPPE ATIENZA】
銀座店ブログをご覧頂き誠に有難うございます。
いよいよ本日から開催となります、PHILIPPE ATIENZAビスポークイベントをご紹介させて頂きます。
まずはイベントに先駆けて届いたサンプルからご紹介。
サイドエラスティック。その中でもこちらはレースアップのような(靴紐が存在するような)
見た目が特徴のレイジーマンシューズです。
エッジが効いている訳ではないのに、シャープに見えるトゥーシェイプはこの職人の
真骨頂です。
こんな組み合わせは如何でしょうか。
足入れ口周りはグレーの象革。他はブラックカーフでユニークなコンビネーションです。
続いてタッセルスリップオン
見た目のインパクトとしてもノルウェージャンのステッチが効いてますね。
ネイビーのカバ革です。
思わず二度見してしまいそうな質感ですが、そんなシチュエーションを楽しみたい存在感あるスリップオンに。
上記2足とは対照的な重厚感あるブーツです。
普段より真っ赤なボディのハーレーダビッドソンを通勤で愛用するフィリップさんらしいコレクションです。
このブーツの凄いところはウェルトの出し縫いステッチを見えなくしているところです。
恐らく、ソールのチャネル仕上げのようなテクニックを使っているようなのですが・・・・。
今回の来日で詳しく聞いてみます!
黒のシボ革も良いのですが・・・・・
ブラウンのシボ革のコンビによるグラデーションは如何でしょうか。
16歳で職業訓練性としてジョンロブに入社。
ビスポークアトリエでの活躍、そしてプレタポルテ(既成靴)のデザインにも携わり、本人の名前がモデル名の由来となったフィリップ、フィリップⅡを世に送り出した功績はまだ日本では知る人ぞ知るエピソードです。
21年在籍したジョンロブを離れ、招聘されたシャネルグループのマサロでもビスポーク、プレタポルテ両方に精通した彼の能力は如何なく発揮されました。
メンズ部門の強化が最優先事項だったマサロにとって、フィリップはまさにうってつけの人材でした。
これらの輝かしい経歴を経て、満を持して自身の名を冠したブランドの立ち上げに至った彼のビスポークオーダーを是非この機会にお楽しみください。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
6月21日(木)、23日(土) 銀座店
6月22日(金) 大阪店
6月24日(日)~26日(火) 南青山店