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GINZAストラスブルゴ 銀座店

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TITLE【トラウザーズこそビスポーク!~Sartoria Ambrosi】

  

2018.07.01

いつも銀座店ブログをご覧頂き誠に有難うございます。

 

突然ですが、トラウザーズに関して昨今良く耳にする用語がございます。

 

●ベルトレス

●サイドアジャスター

●1プリーツ、2プリーツ

●インプリーツ、アウトプリーツ

●ハイウェスト、ハイライズ

 

勿論、もともと存在する用語ですが、4,5年前だとあまり耳にする機会が無かったにも関わらず、最近のトラウザーズには上記用語のいずれかのディティールが採用されており、そんなことからも如実にトラウザーズのシルエットやスタイルが大きく変化したことを実感します。

 

そして、今回ご紹介させて頂くAmbrosiアンブロージは今日のトレンドであるクラシックテイストのトラウザーズに多大な影響を及ぼした職人の一人です。

 

 

100年続くAmbrosi家の4代目、サルヴァトーレ氏はそれまでサルトの下請け、

所謂"黒子"の存在だったパンタロナイオ(トラウザーズ専業サルト)を表舞台に登場させ、

先のクラシックなディティールと、自身の美意識を投影させた美しいトラウザーズを打ち出しました。

 

世代を超えて受け継がれてきた、言い換えれば時を経て"熟成"されたトラウザーズ。

それらは決して新しいものではないのですが、この"熟成"に目を向けさせた、あらためてスポットを当てさせたことはサルヴァトーレ氏ならではの功績です。

 

実寸よりも細く見える美しいテーパードシルエットはAmbrosiの真骨頂。

 

DSC_1244.JPG

 

分かりやすい、丁寧な手仕事によるカンヌキ、ステッチ、裏地のプリーツに目が行きがちですが、一番の特筆すべき点は完璧ともいえるベースパターン・型紙にあります。

 

DSC_1252.JPG

 

代々受け継がれる、完成されたパターン・型紙が、自ら世界中を飛び回り、様々な国の顧客を満足させるサルヴァトーレのフィッティングを生み出す所以ではないでしょうか。

 

日陰の存在であったパンタロナイオの世界に一石を投じ、自身の名を冠したブランドの立ち上げにまで至った彼のビスポークトラウザーズを是非この機会にお楽しみください。

 

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

 

7月6日(金)  大阪店

7月7日(土)  名古屋店     

7月8日(日)  銀座店

7月9日(月)  東京ミッドタウン店

 

上記店舗へお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

ストラスブルゴ銀座店

櫻井 辰也