いつも銀座店ブログをご覧頂き誠に有難うございます。
本日ご紹介させて頂くのは、今週末に迫りましたSARTORIA FORMOSAの受注会です。
●銀座店......9日(金)、10日(土)
●東京ミッドタウン店......11日(日)、12日(月)
創業者、且つナポリでも指折りの名仕立て職人、マリオ・フォルモーサ亡きあとは
息子ジェンナーロがビジネス面を引き継ぎ、ハウススタイルと仕立ては生前マリオの右腕として鳴らした今回来日するディオニジオ・ダリーゼに脈々と受け継がれています。
『驚異的な着用感の軽さ』
『全体の曲線美』
フォルモーサの特徴はこの二つに集約されます。
襟の優美なロール、高い位置のアームホールと袖付けは勿論のこと、"テラ・ネラ"と呼ばれるフォルモーサ独自の芯地を使用することでそれらを実現しています。
手作業のぬくもりが存分に感じられるディテールです。
英国製生地に代表される、打ち込み、目付けの多い生地を好む傾向が強いナポリの職人たちの中でも、シルクやカシミアなどの細番手・高番手の生地を得意とするフォルモーサは、
ある意味異質の存在で、そういった繊細な生地を躊躇なく使用できることは自分たちの
技術に対する自信の表れとも言えます。
顧客が望む「理想の、見せたい自分自身」。
採寸の上で分かる顧客それぞれの「体型や雰囲気」。
上記の最高の妥協点を見出すことに心血を注いだマリオ・フォルモーサ。
『職人の仕事とは、顧客一人一人の魅力を引き出すお手伝いをすること』というディオニジオの言葉にそのマリオの意志が垣間見えます。
フォルモーサの仕立て、そこから引き出される皆様の新たな魅力に是非ご期待下さい!
ご来店を心よりお待ち申し上げております。
櫻井 辰也
ストラスブルゴ銀座店
03-3573-6190
st_ginza_mens@lidea.jp