TITLE【hum】ワークショップへ行く2
いつもストラスブルゴ南青山店BLOGをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
ストラスブルゴ南青山店 佐野 でございます。
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先日、STRASBURGOスタッフ数名で当店でもお取扱いのあるジュエリーブランド【hum】のワークショップへ行って参りました。
前回のブログに引き続き、私が体験したモノづくりの現場をご紹介致します。
前回のブログはこちらをご覧ください
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前回スタンプを打ち終わってからの続きです。
両端をカットした後はカットした断面のバリ取りと、リング端の角を取る為にヤスリがけを行います。
ヤスリがけの後は、リングを加工しやすい状態に戻すため前回のブログの工程でもあった焼鈍しを行います。
その後、地金をリング状にするため棒に添わせて木槌で叩いて地金を曲げていきます。
木槌を使用することで傷を入れることなく加工が出来ます。
そうして出来上がったものがこちらです。
焼鈍しを行ったシルバーは白く変色をしていますのでここから最終の加工を行います。
硫黄をお湯で薄めたものに付けることで、シルバーがこのように黒ずみます。
これは 燻し という工程で、シルバー製品によく使われる加工技術の1つです。
シルバーを燻すことにより、経年変化をしたかのようなヴィンテージ調の表情を作ることが出来ます。
燻した後は、磨きを行うことで表面の黒ずみを落としてピカピカの状態にします。
磨けば磨くほど光るので、そこは好みやデザインのイメージに合わせて調節します。
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全ての工程を終え、完成したものがこちらです。
私はインディアンジュエリーが好きなので、それっぽくイメージして多くスタンプを使用しております。
磨きの工程も軽めに行い、ヴィンテージ調になるよう意識して作っております。
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同じ工程を経て作ったスタッフのリングはこちらです。
銀座店店長 門石作
表面にはたたき加工を行い、しっかりと磨きをかけたシンプルなデザインです。
内側にワンポイントでスタンプを施し、上品且つシャープな印象になっております。
東京ミッドタウン店店長 原田作
こちらもインディアンジュエリーのようなイメージのデザインです。
バランスよくスタンプを施し、柄のイメージに合わせてリング端にしっかりヤスリがけを行うことで丸みのある柔らかなイメージになっております。
銀座店 金村作
男らしく力強いワンポイントのスタンプを施したデザインです。
たたきの表情が活きるように磨きはそこそこにすることで、武骨な印象に仕上がっております。
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今回の体験を通して、すべてのプロダクトは多くの職人たちの手を通って時間と手間をかけて出来上がっているという事を身を持って改めて感じることが出来ました。
また、少し大げさに聞こえるかもしれませんが、STRASBURGOで取り扱う商品は職人たちの手を通ったものばかりですので、誇りを持ってお客様へお勧めしなければならない責任も感じました。
お忙しい中、丁寧な指導と貴重な機会を下さったhumの皆様、誠にありがとうございました。
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STRSBURGO南青山店では職人の方々が1点1点丁寧に作った【hum】の商品を多数お取り扱いしております。
お取り扱い商品に関しましては、下記にお問い合わせいただくか是非店頭にてご覧くださいませ。
また、私たちが体験したワークショップはこちらで体験できます。
東京都渋谷区神宮前2-31-7 Villa Gloria 1F
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皆様のご来店、お問い合わせを心よりお待ち申し上げております。
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【ストラスブルゴ南青山店】
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佐野 達彦
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