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マシンメイドの唯一無二のドレスシャツとして知られるフライから、さらに"特別感"たっぷりなヴィンテージファブリックを駆使した、限定コレクションが入荷いたしました。フライの生地アーカイブから、ストラスブルゴのバイヤーが"いま"の気分にピッタリな10種を厳選。

世界中どこを探しても見つけることはできないであろう、デッドストックならではの味わいは格別です。

1962年創業のフライは、ルチア・パシン・ランディ女史が、祖母のレース工場を引き継ぐ形でスタートしたブランドです。最高級のファブリックを使い、シャツの生命線とも言われるカッティングは、身頃や襟、カフスなどパーツ毎にハサミを使って手作業で裁断するなど、そのこだわりは枚挙にいとまがありません。また創業以来一貫して少量生産にこだわっており、イタリアのアルチザンが息衝いた仕立ての良さとエレガントな佇まいは唯一無二です。

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フライの魅力を語る上で外せないのが"究極のマシンメイド"と言う謳い文句です。

「カッティングは手仕事であっても、縫製はマシンで行う」とブランドが体現する通り、カッティングは、生地と柄の特性を見極め、その特性に合わせて一つ一つ手作業によって裁断していきます。そして縫製は1cmに10ピッチ間隔のミシン縫いを基本とし、恐ろしくわずかな隙間を残し立体的に裁断された生地を縫い合わせています。

ごくわずかな縫い代を狙いすまし、なおかつ身体のシェイプに合わせて立体的に縫い合わせる卓越した技術は、まさに神業と呼べる領域にあります。 そして、あえて手縫いではなくミシン縫いにこだわるのは、芯をしっかりと据え付け、すべての角がシャープに際立つように襟を裏返すなど、手間と時間をかけすべてのディテールを完璧に仕上げ、調和させるため。

あくまでクオリティ最優先ゆえの、マシンの選択であり、時には"手縫いを超える究極のマシンメイド"と称されるのも頷けます。

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2023年5月にイタリア北部エミリア=ロマーニャ州で発生した大規模な洪水で、甚大な被害を受け多くの生地を失ってしまったフライ。本コレクションに使用しているのは、そんななかでもかろうじて残された貴重なアーカイブ生地のうちの一部であり、さまざまに吟味を重ねてストラスブルゴのバイヤー選び抜いた珠玉の10選です。"生地の宝石"とも称される、CARLO RIVA社によるエクスクルーシブファブリックを中心に世界の名だたる生地メーカーの生地をピックアップしています。

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旧ネームタグを復旧

織りネームは、1971年の創業当時にフライが採用していた筆記体の旧ネームタグを復刻。生地自体の量が限られるため、コレクションの枚数も僅少。おまけに現行とは異なるレアな旧タグという、ファンならずとも垂涎のスペシャルかつエクスクルーシブなアイテムとなっています。

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襟型はセミワイドスプレッドの「OXFORD」

基本の襟型は、やはりセミワイドスプレッドの「OXFORD」。現代では極めてオーソドックスなセミワイドカラーですが、フライの「OXFORD」は襟羽が他ブランドよりやや長めに設定されており、ジャケットを着用した際の襟抜けをさりげなく予防してくれます。 ちなみにフィットは、ストラスブルゴでの展開がスタートして以来継続しているセミタイトフィット、「semi snello」を採用。ジャケットのインナーはもちろん、シャツルックでも適切に機能し、窮屈さを感じることなく洗練された余裕のあるシルエットを描き出してくれます。

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コーディネイトに取り入れるなら、こんな感じがおすすめ。ダークブラウンのスーツはクラシックな雰囲気があり、ヴィンテージファブリックコレクションとの相性も抜群です。シンプルに白シャツにしてもいいですが、季節感を意識した色を取り入れることで、このスタイルの洗練度がより一層高まります。

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今の季節であれば、レッド系のシャツを合わせることで秋らしくなるのでおすすめです。様々な選択肢が存在する現代だからこそ、こういった普遍的なスタイリングの中に遊び心を取り入れてみてはいかがでしょうか。

<VINTAGE FABRIC COLLECTION>

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