トラウザーズテーラーの第一人者として知られる尾作隼人さんとストラスブルゴのコラボレーションによるパンツ専業ブランドSO(エスオー)。尾作さんが監修行い、日本有数の実力派ファクトリーが生産を手がけることで、ビスポークのエッセンスを既製品に落とし込んでいるのが最大の特徴です。そしてコンセプトは尾作さんの美意識である"究極の中庸"の表現。そのために、型紙はビスポークのスタイルをベースにして尾作さん自らが製作しています。現在は「SLIM FIT」「CLASSIC FIT」「WIDE FIT」の3モデルを展開しており、それぞれに魅力があるので、ぜひお気に入りの一着をぜひ見つけてみてはいかがでしょうか。
種類が豊富な
『SO』のモデルを解説
SLIM FITモデルには「ノープリーツ」「1プリーツ」2種類があります。
SLIM FITモデルのノープリーツタイプはSOのラインナップの中で最もスリムかつコンパクトなモデルで、1プリーツタイプは、モダンなイメージのプリーツ入りパンツに仕上がっています。
CLASSIC FITと比べると裾幅も細く、全体的にゆとり感を少し減らした細身のテーパードシルエットのため、現代的なワードローブの中に最も自然に溶け込めると言えるかもしれません。
スリムではありますがビスポーク由来の型紙設計、ゆとりの配分により、見た目の印象を良い意味で裏切る穿き心地を感じていただけます。
CLASSIC FITモデルには「ノープリーツ 1ダーツ」「1プリーツ 1ダーツ」「2プリーツ」「2プリーツ サイドアジャスター」の4種類があります。 ダーツのタイプではプリーツをダーツに置き換えているため、プリーツが苦手という方にもおすすめです。 また2プリーツタイプは尾作さんがビスポークで製作することが多いタイプで、そのバランス、哲学を最も再現しています。「プリーツ入りのパンツ=野暮ったい、太い。」と言った概念を覆すべく、スッキリと穿けるシルエットを目指しています。 CLASSIC FITモデルはSLIM FITモデルに比べるとやや股上の深いのが特徴です。適度なモダンさも宿した顔つきで、ごくわずかに裾がすぼまる微テーパードシルエットをお楽しみいただけます。
WIDE FIT モデルは2インプリーツを採用しています。
2インプリーツの腰周りから適度なゆとりを保ちつつ、裾に向かって緩やかにテーパードしていく、非常に完成されたシルエットです。
ややトレンド感のあるワイドシルエットとはいえ、砕けた印象が強くなりすぎない様に上品さを表現しています。
そのため、大人の男性の新しいワードローブとしてもおすすめです。