DGP by Sartoria Pirozzi
名門工房が監修する、エレガントな新定番

イタリア・ナポリを代表するサルトリアであり、多くの著名人やエグゼクティブを顧客に持つSARTORIA PIROZZI(サルトリア ピロッツィ)。
そんなピロッツィの監修のもと、世界で初となるレディメイドライン「DGP(ディージーピー)」がいよいよ満を持してストラスブルゴに登場します。
その名は同サルトリアを立ち上げたマエストロ、ヌンツィオ・ピロッツィの息子であり、現在のサルトリアを支える名職人・ドメニコ(Domenico)のD、また、ドメニコの姉にあたるサルトリアのマネージャー、ジョバンナ(Giovanna)のG、そして、家族の絆の証であるピロッツィ(Pirozzi)のP、この3つの頭文字を組み合わせたもの。
ストラスブルゴがピロッツィと共に企画をスタートさせてから約2年の歳月を経てスタートする待望の初コレクションは、世界でもストラスブルゴでのみ展開される貴重なラインアップです。現在、入荷と同時に店頭でも多くのお問い合わせをいただいており、早くも残りわずかとなっているアイテムの詳細をご紹介します。

画像
画像

ビスポークの味わいをオーダーよりも手軽に

イタリア・ナポリの高級ビスポークテーラーであるサルトリア ピロッツィが監修したレディメイドラインで、オーダーよりも手軽にピロッツィの雰囲気を楽しむことができるDGP。
ナポリのサルトリアらしい軽く柔らかな着心地ながら端正でシャープなシルエットも際立ち、すっきりと引き締まった印象を生み出すのは、ピロッツィ独自のパターンの賜物であり、袖を通すとやはりピロッツィらしさを存分に感じることができます。
特に背中のラインの美しさを重視しており、前からだけでなく後ろ姿までもエレガントに見せてくれる構築的なフォルムが魅力です。
また、アームホールもコンパクトでありながら、こちらも独自のパターンによって可動域の広い設計を実現しています。
生地はピロッツィが保有するストック生地の中からドメニコと共に吟味を重ねてセレクト。クラシックな審美性と現代的なセンスが融合したラインアップになっています。
さらにマニアックな部分ですがレディメイドでありながら、しなやかさを求めるため接着芯ではなく上襟に麻芯、身頃に毛芯を採用。見えない部分にまでビスポーク的なこだわりを詰め込んでいます。

画像

チェック柄の生地を敢えて裏使いしたこだわりの仕立て。
フロントはなんとも言えない陰影でコーディネイトに奥行きを与えつつ、脱ぎ着する際には本来の生地の表にあたるグレンチェックがさりげなく顔を覗かせます。
ナポリらしい遊びと外しの美学が宿る一着です。

画像

こちらもまた別の意味でナポリらしいと言える「色気」を携えた一着。
パープルのウィンドウペンと聞くと少し派手さを感じますが、袖を通すと品の良さや高貴な印象まで感じられるのは、ドメニコと一緒に選び抜いた上質な生地と行き届いた仕立てのなせる技です。

画像

2023年のはじめ、イタリア・ナポリの中心部からほど近いカザルヌオーヴォへとアトリエを移したサルトリア ピロッツィ。
小さいながら、歴史的・文化的にも成熟した魅力のある町であり、また、何と言っても古くから"仕立て"の聖地としてその名を知られ、今なお小規模のサルトリアや有名ブランドのファクトリーが軒を連ねています。
DGPはそんなカザルヌオーヴォに居を構えるサルトリア ピロッツィのアトリエではなく提携工房での生産になりますが、ストラスブルゴの担当者がアトリエへ訪れた際もドメニコ本人によって丁寧に検品が行われており、しつけの甘い部分など簡単な修正にまで対応してくれていました。

画像

サルトリア ピロッツィの今を支える2人。
ナポリの至宝とも称されるヌンツィオ ピロッツィの息子であり、ミンモの愛称で親しまれる「ピロッツィ」の2代目、ドメニコ ピロッツィ。
また、ドメニコの姉にあたるジョバンナは、10名以上のサルトを抱えながらなお注文に追いつかないほど人気のサルトリア ピロッツィでマネージャーとして辣腕を振るっています。