ラグスポの先駆者が贈る
極上カシミアM-65
気負わずサラリと着られるリラックス感と、
極上を突き詰めたクオリティ。
ラグジュアリー・スポーティの真髄を凝縮した一着は、
冬の幸せを噛みしめられる至高の着心地です。
時計、クルマ、服、モノだけでなく暮らし方までをまたぎ、現代生活のニュースタンダードとなっている「ラグスポ」という概念。ラグジュアリーとスポーティを掛け合わせたこのキーワードを、ファッションの世界でいち早く体現していたのがキーレッドでした。
起源は1986年に創業されたスポーツウェア・ファクトリー。当初からそのハイクオリティで高く評価されていましたが、2000年にナポリ仕立ての帝王・キートンのグループに所属すると、単なる高品質から"ラグジュアリー"へと服作りの次元を昇華。その進化が「キーレッド」という新ブランドへと結実し、現在のラグスポな世界観を確立したというわけです。
ナポリに構えるファクトリーは清潔感にあふれ、まるでラボラトリーのよう。そこでは、想像以上に多くの職人技が息づいています。要所に用いるレザーを素早く、しかし的確に裁断する職人、小さなパーツを慎重に整える職人、ミリ単位の狂いも許さず、精緻なステッチを施す職人、ボタンひとつまで手仕事の温もりを込める職人......あたかもサルトリアで仕立てられるスーツのように、手間ひまを惜しまずつくられているのです。
そんなキーレッドのなかでも、今季ひときわ注目したいのがこちらのブルゾン。ミリタリーの大定番であるM-65型ジャケットですが、なんとカシミア100%で仕立てられています。しかもこのカシミア、イタリア屈指の高級ファブリックブランドとして知られる「カルロ バルベラ」社製。思わず目を奪われる美光沢、リッチこのうえないドレープ感、驚くほどなめらかな手触りは、まさに最高級カシミアの証です。何を隠そう、このバルベラ社もキートングループ。それゆえに、この贅沢な素材使いが叶ったというわけです。
襟裏にはスエードを配し、襟を立てたときにも高級感あるアクセントに。目立ちにくい場所にこそ贅沢に仕立てるものづくりがキーレッドの自慢です。
そして特筆すべきは、生地だけでなくあらゆる部品をイタリア製にこだわりぬいている点。ボタンやジッパー、パイピングに用いるテープまで、一切の妥協なく選ばれています。「100% MADE IN ITALY」と誇らしげに付けたタグは、徹底したクオリティへの矜持なのです。
軽やかな一枚仕立てゆえ、ニットの上にサラリと羽織ればこのうえないリラックス感を味わえます。そのうえ、厳選された素材と職人技を結集した仕立てが際立つクラス感も発揮。まさに最高級の休日アウターと称するにふさわしい仕上がりです。