【 BAUDOIN & LANGE 】
~ 革靴の新しい可能性 ~
「世界で最も美しいベルジャンシューズ」と呼ばれる BAUDOIN & LANGE(ボードイン&ランジ)の革靴。
Allen Baudoin(アラン・ボードイン)と Bo van Lngeveld(ボー・ヴァン・ラングベルト)の2人が手がけるこの逸品が誕生した裏には、ひょんなきっかけがありました。
ロンドンにある同じビジネススクールに通っていた2人はそれぞれ違う業界で社会人としてのキャリアをスタートさせました。
その後、ボー氏はある素敵な靴職人との出会いから一足先にビスポークの靴職人になる決意をします。
一方、アラン氏は金融系の企業に在籍していたとき、多くの社員がデスクの下で革靴を脱いで仕事をしているのを目の当たりにし、「履き心地のいい革靴は無いのか?」と考えるように。
そんなとき、ボー氏が靴職人になったということを耳にしたアラン氏が「一緒にやらせてくれないか?」と声をかけたのが始まりでした。
そうして生まれた「ボードイン&ランジ」の靴を一言で表現するなら、「見た目の美しさと履き心地(コンフォート)の両立」と言えるでしょう。
「見た目の美しさ」を表す最大のポイントは内側に傾斜がついたヒール(ピッチドヒール)です。
ビスポークの靴においては代表的な仕様ですが、既製靴でこのヒールを採用できる技術力には目を見張ります。
また、ヒールに打ち込まれた3本の釘もブランドのアイコン。何度も試作を繰り返して、衝撃で抜けない打ち方かつ、見た目の美しさを追求したそうです。
もう一つの強みである「履き心地の良さ」を語る上で重要なのは、コルクとショック吸収剤との2層構造を実現したインソール。
薄いレザーソールですが履いていくうちにコルクが沈み、足なじみがよくなります。さらに、クッション性が高いため長時間履いていても疲れにくいです。
そして今シーズンより、ホールド感を高めるためにヒールカップ入りの新たなモデルが制作されました。
より優れたフィット感を体感できるこちらのモデルにもトライしてみたいです。
カチッとしたジャケパンスタイルにはもちろん、トレンド感のあるゆったりとしたシルエットのスタイルに、引き締め役として投入するのもおすすめです。
スニーカーブームと言われる昨今ですが、やはり足元は革靴派の方も多いと思います。オンオフ問わずお召しいただけるボードイン & ランジの逸品をぜひお試しください。