JOURNAL | MENS | The Elegance in Comfort Vol.4 ナポリ仕立ての心地よさをカジュアルに味わう贅沢 | STRASBURGO

ナポリ仕立ての心地よさを
カジュアルに味わう贅沢

入念なアイロンワークと手仕事により、
軽く、柔らかな着心地を叶えるナポリ仕立て。
一度着たら忘れられないその心地よさを、ビジネスウェアだけでなく
カジュアルスタイルでも楽しみたい。そんなムードが今、高まっています。
中でも注目したいのは、ナポリの技で仕立てられたステンカラーコート。
ニットの上にバサリと羽織るだけでサマになる使い勝手のよさと、
ふんわり包み込まれるようなフィット感の両立が最大の魅力です。
加えて、美しい立体感が醸し出す上質さも特筆すべきポイント。
リラックスしつつ優雅、すなわち大人の余裕を醸し出す佇まいが
この一着で表現できるのです。
肩肘張らないカジュアルシーンで、世界に誇るナポリ仕立てを味わう。
この新しい贅沢をご体感ください。

Style 1
着映え抜群の千鳥格子コートで
ベーシックカジュアルを格上げ

今季ストラスブルゴが展開するナポリ仕立てステンカラーのなかでも、まずおすすめしたいのが「スティレラティーノ」の一着。超名門テーラーの家系に生まれたヴィンチェンツォ・アットリーニ氏が率いる人気ブランドです。一般的なステンカラーと最も大きく違うのは、見た目からも伝わる柔らかさ。まるでガウンのように、ふんわりと身体を包み込んでくれます。しかもただソフトなだけでなく、首に吸いつくような独特のフィット感と、美しいドレープを描き出す立体美も備えているのです。これを可能にするのが、ナポリのクラフツマンシップ。肩や袖など要所を手縫いで仕立てつつ、裁断やアイロンワークの妙によって、この優雅極まるたたずまいを実現しています。もちろん着心地も最高の一言。肩の力を抜きたいカジュアルスタイルに最適です。印象的なモノトーンの千鳥格子柄は、一着で着こなしを成立させる存在感を発揮。シンプルなニット＆パンツを合わせるだけで、際立つ洒脱を演出します。。

厳選されたウールによる生地は、よく見るとざっくりとしたバスケット編みになっています。このテクスチャーが上品なカジュアル感を高め、こなれた印象を後押ししてくれるのです。程よく厚みがあるため防寒性も発揮しつつ、肌触りは非常に柔らか。重苦しさを全く感じさせません。

スティレラティーノのステンカラーは、後ろ姿の美しさも特筆もの。丸みのある背中が大人の余裕を醸し出します。肩口にギャザーが寄っているのもナポリらしい仕立てで、優雅なリラックス感を発揮しつつ着心地の柔らかさにも貢献しています。背中部分にはバックベルトでアクセントを。やや高めの位置に配されているため、脚をスラリと長く見せる効果も期待できます。

Style 2
アルパカコートの裾を
翻して歩くエレガンス

こちらもスティレラティーノが手がけたステンカラーで、素材にはアルパカを採用。シルクのような滑らかさと、空気をまとうような柔らかさを兼備した魅惑的な素材です。あえてナイロンを10%ブレンドすることで、さらなる軽さを追求している点にも注目。厚みのあるケーブルニットの上に羽織っても着膨れして見えず、洗練された軽快感を演出しています。裾先を翻しながら颯爽と歩くさまは、まさにエレガンスの体現。冬の主役として大活躍してくれるはずです。