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FOCUS ON Vol.3 MCGEORGE
たっぷり語りたい、あのブランド・この名品

偉人たちを魅了した
伝説のニットブランド

各国のファッションアイコンから政界の要人まで。
数々の偉人たちに愛されてきた
名門中の名門・MCGEORGE(マックジョージ)。
男の憧れを凝縮したニットウェアが到着しました。
時代を超えた不朽の傑作、その魅力をご紹介します。

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一日に5着しか作れない、超本格派ニット

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ハリウッドの黄金期を支えた名優たち、政界のキーパーソン、ファッションアイコンとしてもカリスマ的な人気を博したサッカー界のスーパースター......マックジョージの着用者リストには、そうそうたる偉人たちがその名を連ねています。そして何より素晴らしいのは、彼らがまとったニットウェアの多くが、今もなお当時のムードを保ったまま作られていること。栄枯盛衰の激しい世の中にあって、昔ながらの名品を受け継ぐことは容易なことではありません

英国紳士のイメージを体現したかのような、ショールカラーのローゲージカーディガン。トラディショナルなデザインが印象的な一着ですが、その製法もまた、昔ながらの伝統を継承したものです。ウールとカシミヤをブレンドした糸を用い、しっかりと目を詰めて編み上げたニットは、10年、20年と着続けることを前提にしたもの。はじめのうちこそガシッとした肌触りですが、時を経るほど柔らかく"育つ"のが特徴です。往年の服好きなら"これぞ英国ニットだ!"と膝を打つでしょう。一日に作れるのはわずか5着程度。そう聞けば、いかに手間をかけて作られた一着であるかが理解できます。ボタンはもちろん革巻き。細部まで抜かりのない本格仕立てです。

美しい自然の中で生まれる、時を超えた名品

現在マックジョージが本拠を構えるのは、スコットランドのウォーカーバーンという小さな村。かつては英国を代表する高級ニットの名産地でしたが、大量生産時代の波が押し寄せる中で多くの老舗メーカーが廃業。今ではごくわずかが残存するのみとなっています。マックジョージはこの地にある古いニットファクトリーを数年前に引き取り、スコットランド伝統の木製編み機を用いたものづくりを継承しています。

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マックジョージはもともと、ウォーカーバーンから80kmほど南西に位置するダンフリースという場所で1881年に創業しました。当時としては珍しかった女性の雇用により注目を集め、傑出したニットメーカーとして広く知られる存在に。前述の木製編み機も当時から活用し、着込むほど柔らかく育つ魅力的な風合いで話題を集めていきます。

1920年代には世界的に名声を響かせ、やがて銀幕スターたちを彩るアイテムに。"ファッションの教科書"として知られる映画作品にも登場し、劇中に華を添えています。

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由緒正しい伝統と、華々しいスターたちに彩られたマックジョージのニット。クオリティもさることながら、そのロマンに心惹かれる方は多いことでしょう。真の名品は、モノの背景に魅力的なストーリーを宿しています。その意味で、マックジョージのニットは正真正銘のマスターピースといえるのです。

実はこちら、この秋に入荷してから驚くほど多くの反響をいただき、瞬く間にソールドアウト。急遽追加発注をかけましたが、今回も早期完売が予想されます。気になるかたはお早めにチェックを。