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FOCUS ON Vol.10 STRASBURGO
たっぷり語りたい、あのブランド・この名品

知っていますか?
"夏にカシミア"の贅沢

湿度が低く昼夜の寒暖差が激しいヨーロッパにおいては、
古くから親しまれている"サマーカシミア"。
冬物よりも薄く、軽く仕上げられたその肌触りは、
雲のように軽く、とろけるように柔らか。
その優雅さは言葉で表せないほどです。
そんなサマーカシミアを、日本の気候でも楽しんでほしい。
そんな想いのもと生まれたのが、この"カシミアTシャツ"。
未体験の贅沢さをぜひお楽しみあれ。

冬物とは一味違う、極上の軽やかさ

春夏にカシミアなんて暑くない?"と敬遠するなかれ。これが想像以上に、大人のライフスタイルと相性抜群なのです。レストラン、ホテル、美術館......オフを過ごす定番スポットは大抵冷房完備。クルマ移動のかたなら、外出時もほとんど暑気にさらされないという場合も少なくないはず。とあれば、ビジネスシーンのようにことさら涼しさを追求するより、快適さと品位をバランスよく両立した服のほうが"使える"というわけです。

そんな背景をふまえてストラスブルゴが製作したオリジナルアイテムが、こちらのサマーカシミアTシャツ。ヨーロッパの伝統的サマーカシミアセーターよりも薄く、軽く、甘い編み立てに仕上げているのが大きな特徴です。ご存じのとおり、カシミアは繊維1本1本が極めて繊細な素材。その柔らかさと滑らかさは"空気をまとうような肌触り"と表現されますが、薄く、軽く、甘いサマーカシミアはそんな極上のタッチが冬物以上に引き出されているのです。ひとたび味わうとやみつきになるほどの心地よさ、貴族的とすらいえる贅沢さを堪能できます。

 ひとくちにカシミアといっても様々なクオリティがありますが、本作が採用しているのはイタリアの「カリアッジ」社が手がけた最高級カシミア糸。肌触りはもちろん見た目のリッチさも群を抜く仕上がりで、ほのかに光沢をたたえ、思わず目を奪われるようなドレープ美を描き出します。さらに、発色のよさも特筆もの。原毛のクオリティと優れた染色技術が一体になることで、シンプルながら際立つ上品さを発揮しています。

際立つ高級感ゆえ、一枚で着てもエレガント

 素材の上質さを活かすため、仕立てにもこだわりました。ホールガーメントで編み立てることにより、肩や身頃両サイドの縫い目を排除。肌当たりを極限までスムースにしています。

ちなみにこちら、半袖ニットではなく"Tシャツ"なので、袖や裾もリブではなくカットソー仕様。ニットよりもカジュアルかつリラックスした印象になりますが、素材のクラス感ゆえ決してラフに見えず、サラリと一枚で着ても大人のエレガンスが漂います。

日常着としても重宝する一着ですが、もちろん旅先のウェアとしても絶好。湖畔の避暑地で過ごすのにもぴったりですし、サマーカシミアの本場・ヨーロッパでも絵になることこのうえなし。久々の旅行をご予定の方にもおすすめです。