ラグジュアリーとは何か?
その答えがここにある
歴史上の偉人たちを魅了し、今も変わらぬ輝きを放ち続ける
スコットランドの名品。ことさらに主張せず、
それでいて確かな存在感を発揮。着るほど深まるその魅力は、
真のラグジュアリーとは何かを静かに語りかけてきます。
質実剛健で素朴、トレンドを超えた普遍的な味わい。スコティッシュ・セーターと聞いてまず思い浮かぶのは、そんなイメージでしょう。マックジョージもまさにこうした魅力を体現するブランドですが、同社の一着にはある種、別格のオーラがあります。その源は、数々の著名人たちに愛されてきたという歴史的背景。政界のトップリーダー、超一流アスリート、そして伝説的な銀幕俳優まで、その顧客リストにはそうそうたるセレブリティたちが名を連ねています。
なかでもマックジョージのイメージと強く結びついているのが、"キング・オブ・クール"と称された名優。その正体は同社のインスタグラム(@mcgeorgeofscoltland)をご覧いただければ一目瞭然ですが、1960年代に撮影された彼のニットスタイルはメンズウェア史に燦然と輝く不朽のアイコンとして、今なお語り継がれています。
そんな極めつきの名品を、半世紀以上の時を経た今も変わらず展開しているのがマックジョージの素晴らしいところ。こちらのフィッシャーマンズニットも、力強いケーブル編みといい細すぎず太すぎずのシルエットといい、往時のたたずまいをそのまま継承しています。
スコットランドのウォーカーバーンという小村に拠点を構え、昔ながらの木製編み機を用いたニットウェア作りを守るマックジョージ。時間と手間ひまを惜しみなく費やし、しっかりと目を詰めて編みこんだ一着は、少々ラフに着ても全く問題なし。むしろ着込むほどに柔らかくなり、唯一無二の味わいを深めていきます。
こちらの一着は、ウールにカシミアをブレンドした贅沢な素材使い。がっしりとした見た目とは裏腹に手触りは柔らかく、着心地のよさも一頭地を抜いています。
長き時を経ても決して色褪せない傑作であることを歴史が証明するマックジョージのニット。その真価は、新品のときよりも10年、20年と着込んだあとにこそ感じることができます。流行を消費するのではなく、本質的な価値を宿した逸品を長い時間をかけて愛用することこそが豊かとされるこれからの時代。マックジョージのニットに袖を通せば、真のラグジュアリーとは何かがおのずと理解できるはずです。